• 2026/09/01 07:10 掲載

エヌビディアも実は「22%割安」? AI相場の陰に隠れた「お買い得テック株」12銘柄

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「エヌビディアはもう高すぎる」──そう考えているなら、意外な数字がある。米モーニングスターは同社株を推定公正価値より22%割安と評価している。さらに、ブロードコムは36%、ソニーグループは31%割安だ。AI相場でテクノロジー株への資金流入が続く一方、市場にはまだ評価が追い付いていない銘柄が残る。プロが選んだ12銘柄の実力を検証する。
執筆:Morningstar   翻訳校正:ビジネス+IT編集部
エヌビディアも実は「22%割安」? AI相場の陰に隠れた「お買い得テック株」12銘柄の画像
エヌビディアは高過ぎるのか
(Photo/Shutterstock.com/Shutterstock AI)
※本記事は、米国モーニングスター社の記事「The Best Tech Stocks to Buy」をもとにFinTech Journal編集部が翻訳・再構成したものです。米国モーニングスターの独占的な権利に属しており、私的利用かつ非営利目的に限定します。また、米国モーニングスター及びその関連会社は、本翻訳記事の利用に関して一切の責任を負いません。

AI懸念で売られた今こそ注目したい「割安テック株」

 テクノロジー株は他のセクターにはめったに見られない明るい成長展望を投資家に提供する。テクノロジーはそもそも、新たな製品やサービス、機能を生み出すイノベーションの代名詞である。

 AI投資の拡大を巡って関連銘柄間で物色対象が移り変わる中、テクノロジー株は今年、激しい値動きを示しており、当初は市場全体をアンダーパフォームしていたものの、その後は市場全体を上回るパフォーマンスを見せている。

 米モーニングスターのシニアアナリストであるブライアン・コレロ氏は「テクノロジーセクターには依然、投資機会が点在していると見ている」という。「ソフトウェア分野では2026年に入ってAIに対する懸念から多くの銘柄が売られた。その懸念を踏まえたとしても、ファンダメンタルズに鑑みれば、この売られ方は行き過ぎだと感じられる」。

 年初来では、モーニングスター米国テクノロジー・インデックスが23.28%上昇している一方、モーニングスター米国全体市場インデックスは14.22%の上昇となっている。

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【画像付き記事全文はこちら】
テクノロジー株の年初来パフォーマンス(青色)
(出典:米モーニングスター)
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最大36%割安、今狙いたい「テック株12銘柄」

 米モーニングスターのアナリストが追跡している銘柄のうち、2026年8月11日時点で最も割安と見られるテクノロジー株は以下の通りである。

  1. ブロードコム
  2. タイラー・テクノロジーズ
  3. フェア・アイザック
  4. ブロードリッジ
  5. SAP
  6. ソニーグループ
  7. NXPセミコンダクターズ
  8. エヌビディア
  9. シノプシス
  10. TSMC
  11. ガイドワイア・ソフトウェア
  12. アンフェノール
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今が買いどきのテクノロジー株
(出典:米モーニングスター)
 いま買うべき最良のテクノロジー株リストを作成するにあたって、以下の条件でスクリーニングを行った。

  • 米モーニングスターの株価/公正価値指標で測定した際に割安と判断されるテクノロジー株。
  • 米モーニングスターのエコノミックモート評価(注1)でWide(広い)を獲得している株。私たちは、Wideモート評価の企業は20年以上にわたって競合を退けられると見ている。
  • 企業の公正価値に対する潜在的な結果の幅を捉える米モーニングスター不確実性評価で、(Low(低い)、Medium(中程度)、High(高い)、Very High(非常に高い))(注2)のいずれかを付与された株。

注1:エコノミックモート評価とは、米モーニングスターが企業の競争力の強さと持続可能性について「Wide(広い)」「Narrow(狭い)」「None(なし)」という3段階で評価しているものである。なお、「Wide」のほうが高い競争優位性を示す。ウォーレン・バフェット氏が重視する概念としても知られる。

注2:不確実性評価は、企業の将来のキャッシュフローの予測可能性を表し、その企業の推定公正価値における確実性のレベルを表す。Low(低い)/Medium(中程度)/High(高い)/Very High(非常に高い)/Extreme(極端に高い)の5段階で評価する。

 ここからは、いま買うべき最良のテクノロジー株それぞれについて、米モーニングスターの担当アナリストによる解説を交えながら詳しく見ていこう。データはいずれも2026年8月11日時点のものである。 【次ページ】【銘柄1~4】ブロードコムだけではない…「高競争力×割安」の4社
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