- 2026/04/28 掲載
デンソーがロームへの買収提案を撤回、賛同得られず株価は明暗
電気自動車の航続距離や性能を左右するパワー半導体の安定確保と内製化が主な目的であった。しかし、ローム側は特定の自動車メーカーの傘下に入ることによる他社との取引への影響や独立性の喪失を懸念し、買収への賛同を見送った。
ロームは東芝および三菱電機とパワー半導体事業の統合に向けた協議を開始しており、特定の系列に属さない独立したメーカーとしての成長を優先した形となる。
デンソーは敵対的な買収を避け、戦略的パートナーとしての提携関係を維持しつつ、第三者との連携可能性も含めた戦略の再構築を図る。
一連の報道を受け、ロームの株式は株式公開買い付けに伴う買収プレミアムへの期待が剥落したことで売りが先行し、3,431円の終値となった。一方、デンソーの株式は巨額買収による財務負担への懸念が後退したことで一時買いが先行したものの、その後の決算発表の内容などを受けて下落に転じた。
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