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- 2026/10/22 11:39 掲載
テスラ、7~9月期は売上高が横ばい、営業利益は56%減 設備投資は倍増のワケ
営業利益は前年同期比56%減の7億1,800万ドル(約1,130億円)。営業利益率は5.8%から2.6%に低下した。粗利益率は18.0%から19.6%に改善したが、営業費用が39%増の47億7,600万ドルに膨らんだ。GAAPベースの純利益は43%減の7億8,700万ドル(約1,240億円)で、非GAAPの希薄化後1株当たり利益は0.48ドルだった。
設備投資は47億3,200万ドル(約7,480億円)で、前年同期から110%増えた。営業活動によるキャッシュフローは62億6,300万ドル、フリーキャッシュフローは62%減の15億3,100万ドルだった。現金、現金同等物および短期投資は454億4,700万ドルとなった。
販売では、納車台数が48万6,532台で2%減、生産は46万4,391台で4%増だった。蓄電池の設置量は10%増の13.7GWh。売上高を部門別にみると、自動車が205億6,000万ドルで3%減、エネルギー生成・蓄電が28億8,100万ドルで16%減、サービスその他が46億500万ドルで33%増だった。
運転支援機能「FSD(Supervised)」のアクティブな契約数は、一括購入と月額契約の合計で174万件となり、前年同期の104万件から67%増えた。テスラは、北米の新車納車でFSDを選ぶ比率が75%を超え、前四半期から20ポイント近く上昇したと説明している。FSDは運転者の監督が必要で、自動運転ではない。
同社は9月3日、テキサス州オースティンでCybercabを使ったロボタクシーのサービスを始めた。累計の無人走行距離は前四半期比で8倍に伸びたという。また、乗用車の受注残は4年ぶりの大きさになったとし、電池の確保が増産の制約になっていると説明した。
このほか、ネバダ州で生産する新型の大型電動トラックSemiや、10月15日に公開した次世代ロードスターにも触れた。カリフォルニア州フリーモントでは、ヒト型ロボットOptimusの生産が始まったとしている。
では、利益が半分以下に落ち込む中で、テスラはなぜ投資の手を緩めないのか。背景には、決算の数字から浮かぶ年末までの設備投資の規模と、FSDの無人化をめぐる新たな時期の説明がある。
・営業費用が39%も膨らんだ理由、研究開発費の中身
・残り3カ月で必要になる設備投資額の単純計算
・FSDの無人化は2027年、オーナーの車はどう使われるか
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