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  • 2025/09/12 掲載

「毎日2万回」利用、生成AI使い倒すアズビルが「おしゃべりベテラン」に大注目の理由

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「毎日2万回」利用、生成AI使い倒すアズビルが「おしゃべりベテラン」に大注目の理由


ものづくり企業で深刻化している「技術継承」問題。熟練技術者の退職に伴い、長年蓄積されたノウハウが失われるリスクが高まっている。一方で、生成AIの普及により業務効率化は進むものの、企業独自の知識や技術をどう継承するかという根本的な課題は残ったままだ。この難題に対し、計測制御機器メーカーのアズビルが見いだしたユニークな解決策とは何か。

社員9000人……「生成AIを使い倒す」環境はどう作られた?

 アズビルは、計測・制御機器のメーカーとして、ビルや工場で使われるセンサーや制御機器を開発・販売している。グローバルで約9000人の社員を抱え、現場での据え付け工事や保守サービスも自社で手がける「現場主義のものづくり企業」だ。

 同社 デジタルそうぞう部 デジタルイノベーションラボの佐藤 適斎氏は、「作業服を着てヘルメットをかぶる仕事も多く、営業担当も作業服を着ているような雰囲気の会社です。デジタルに関してもこれまではどちらかというと保守的でした」と企業風土を説明する。

 そんな同社が生成AIに本格的に取り組み始めたのは2023年のことだ。「社長をはじめ経営陣が、これは技術的な転換点になるかもしれないと直感し、アクセルを踏む決断をしました」と、佐藤氏は振り返る。社長自らが社内ウェビナーに登壇してプロンプトを披露するなど、アグレッシブな姿勢を見せた結果、ベテランから若手まで多くの社員が色めき立ったという。

 現在、同社では社内向けエンタープライズ版チャットサービスを全社員9000人に展開し、1日あたり約2万件のトランザクションが発生しているという。生成AI活用につまずく企業も多い中、なぜアズビルはここまで生成AIを社員に浸透させることができたのか──そのカギは、“ある人材”が握っていると佐藤氏は明かした。

この記事の続き >>

  • ・生成AI活用促進のカギは「おしゃべりなベテラン」だと確信するワケ
    ・プロンプト生成で社長が見抜いた「技術継承」問題“解決の糸口”
    ・“70歳超えの大ベテラン社員”が大活躍、生成AIで「安全管理」に革命
    ・生成AIを使い続けてもらうための「推し活」戦略、目をつけた「4つのファン心理」

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