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- 2026/04/16 掲載
イーロン・マスクが「X Money」で目指す「真の通貨」とは?
P2P送金機能や株式・暗号資産チャート、デビットカードの発行も
イーロン・マスク「X Money」で新たな金融サービス予告
イーロン・マスク氏が率いるXは同プラットフォームを包括的な金融エコシステムへと移行させる新サービス「X Money」の一般向け提供を2026年4月に始める。同社は同年2月から社内でベータテストを実施しており、提供に向けたインフラ構築を完了した。X Moneyは複数の金融サービスを単一のアプリケーション内で提供する。基盤となる決済機能として、Visa Directネットワークを活用したユーザー間の即時P2P送金機能を実装した。さらに、米クロス・リバー銀行との提携により、連邦預金保険公社(FDIC)の保護対象となる預金口座を開設できる。この口座は最大25万ドルの預金保護を受けられるほか、現金残高に対して6.00%の年利(APY)を付与する。
併せて、最大3%のキャッシュバック特典を持つ物理的なメタルカードおよびApple Wallet対応の仮想デビットカードを発行する。金融情報の提供と投資への導線も強化している。Xは米国とカナダのiPhone向けアプリにおいて「Smart Cashtags(スマートキャッシュタグ)」機能を導入した。ユーザーがタイムライン上で特定のティッカーシンボルや暗号資産のコントラクトアドレスをタップすると、アプリから離れることなくリアルタイムの価格チャートや関連情報を閲覧できる。
カナダ市場ではオンライン証券会社ウェルスシンプルと提携し、このキャッシュタグの画面から株式や暗号資産を直接売買できる機能のパイロットテストを開始した。マスク氏は以前からXを各種サービスを内包するアプリにする構想を掲げており、X Moneyの導入はその中核を担う。
同氏は金融とSNSの統合に関連して「真の通貨は変わらぬ友情である」と発言しており、ユーザー間の社会的つながりを基盤とした決済網の構築を進めている。Xのプロダクト責任者であるニキータ・ビアー氏も暗号資産業界の動向に言及しており、証券会社との連携や決済機能の拡充を通じて、金融情報の取得から実際の取引までの過程をSNS上の行動として統合する仕組みを実装している。
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