- 2026/04/30 掲載
米VISA、ステーブルコイン決済網を大幅拡張──5つのブロックチェーンを新たに追加
ビザのグローバル成長プロダクト・戦略的パートナーシップ部門責任者であるルベール・バーワドカー氏は、提携企業が複数のブロックチェーンをまたいだ事業構築を進めている現状に言及した。ビザが共通の決済インフラを提供することで、各社が個別の要件に最適なネットワークを利用できる体制を整備する。
ビザの発表によると、同プログラムにおけるステーブルコインの決済処理額は年換(ランレート)で70億ドル規模に到達した。前四半期比で50%増加しており、米国ではクロス・リバー銀行やリード銀行などがソラナ上でUSDCを用いた決済を開始している。さらに、世界50カ国以上で130を超えるステーブルコイン連携のカードプログラムが稼働し、実用的な資金移動手段としての利用が定着している。
ビザは単なる決済対応の追加にとどまらず、ブロックチェーンのインフラ運営にも直接関与を深めている。金融機関のプライバシー保護を重視して設計された「Canton Network(カントンネットワーク)」においては、決済企業として初めてネットワークのガバナンスと取引検証を担う「スーパーバリデーター」として参画した。また、ステーブルコインによる即時決済に特化したテンポにおいても、決済大手ストライプや暗号資産管理のゾディア・カストディとともに「アンカーバリデーター」に就任している。既存の金融システムと分散型台帳を融合させ、週末や祝日を含めた24時間稼働の国際決済体制を構築する。
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