- 2026/04/20 掲載
AIに落とされる…総合商社ら大手が続々導入「AI面接」、“お見送り”になる人の特徴
連載:野口悠紀雄のデジタルイノベーションの本質
1940年、東京に生まれる。 1963年、東京大学工学部卒業。 1964年、大蔵省入省。 1972年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。 一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを歴任。一橋大学名誉教授。
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“ふるい落とす”ためのAI
新規採用の選別のために開発されているAIは、主に採用プロセスの効率化、客観性の向上、そして優秀な人材の早期発掘(見落としがちな優秀な候補者を浮上させる)を目的としている。これらの目的のため、応募者の履歴書やエントリーシートを解析し、職務要件との適合度を自動的に評価する。
この方式のメリットは、選考時間の短縮と、人間による評価のバラつきの排除だ。
特に重要視されているのが、面接だ。対話型AI面接官が、応募者の 表情、声のトーン、話す内容などを評価し、「論理的思考力」などを評価する。そして、1次面接の合否判断の参考資料を提供する。
ただし、「初期選考はAIで最終判断するのは人間」という形態の利用が主流となる。つまり、(1)エントリー、(2)AI面接(1次)、(3)人事・現場面接(2次以降)、(4)役員面接(最終)という全体のプロセスの中で、(2)の1次面接段階でAIが使われる。
1次面接はエントリー数が多いため、ここをAI化しようとするものだ。つまり、AIは「ふるい落とし」役であり、「最終判断」は人間が行う場合が多い。
日本にはすでに、試験官に特化したAIサービスが複数存在する。たとえば、PeopleXの「AI面接」や、JetBの「Our AI面接」、VARIETASの「AI面接官」、samurAI Agentsの「人×AI」などがある。
では、AIは主にどのような点を見ていると言われるのか。 【次ページ】AIが決める「合格の条件」…“落ちる人”の特徴
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