• 2026/06/26 掲載

SBIとフジ・メディアHDが資本業務提携へ、メディア事業で協業

映像コンテンツの共同制作、IPの海外展開で協力

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フジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスとSBIホールディングスが、メディア事業において資本業務提携することが2026年6月25日に明らかになった。両社はドラマやアニメといった映像コンテンツの共同制作や、知的財産の海外展開で協力する。SBIが組成する1000億円規模のメディア投資ファンドへのフジ側の参画も検討されており、26日に正式発表される見通しだ。
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(図版:ビジネス+IT)
 フジテレビ親会社のフジ・メディア・ホールディングスとSBIホールディングスが、メディア事業における資本業務提携に合意したことが明らかになった。両社は2026年6月26日に本提携に関する正式な発表を行う予定である。 具体的な協業内容は、ドラマやアニメ、映画などの映像コンテンツの共同企画および制作プロセスでの連携深化である。さらに、両社が持つネットワークを活用し、既存の映像作品を含む知的財産のグローバル配信や多角的な海外展開を推進する。

 また、SBIホールディングスはメディアやキャラクターなどの知的財産への投資を目的とした1000億円規模の新ファンドを組成中であり、フジ・メディア・ホールディングスもこのファンドへの出資参画を検討している。SBIグループは過去にも同規模のファンドを成功裏に運用した実績があり、そのノウハウをメディア分野へ移植することで国内コンテンツの創出とグローバル流通を加速させる方針である。 両グループは長期的な関係を構築しており、SBIホールディングスはすでにグループ全体でフジ・メディア・ホールディングス株式の約7パーセントを保有する大株主の地位にある。

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【図版付き記事はこちら】SBIグループとフジ・メディアHDが資本提携(図版:ビジネス+IT)

 この関係は、2005年に起きたニッポン放送株を巡る買収劇において、SBIの北尾吉孝会長兼社長が「ホワイトナイト(白馬の騎士)」としてフジテレビ側を支援したことに遡る。 金融とメディア、ITの融合を掲げるSBIホールディングスは、2025年以降アニメ制作会社や芸能事務所などとの提携を相次いで進めてきた。同社は従来の地上波ビジネスモデルからの脱却や、地方局を活用した地方創生シナジーの創出などを提唱しており、本提携を通じてその知見を共有する。

 一方のフジ・メディア・ホールディングスは、2026年3月期連結決算で上場以来初となる87億円の営業赤字を計上した。同社は現在、応札額が1兆円規模にのぼる可能性がある不動産事業の再編を並行して検討しており、確保した資金を中核であるコンテンツ事業へ集中投資する計画である。今回の提携により、自社の新規IPと金融インフラを融合させた新たなデジタル経済圏の構築を目指す。一連の提携報道を受け、2026年6月25日の株式市場や夜間取引ではフジ・メディア・ホールディングスの株価が急騰するなど、市場からの関心も高まっている。

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