- 2026/06/26 掲載
粗利率75%の衝撃…エヌビディア「受注残1兆ドル」が突きつける“残酷な生存競争”(3/3)
エヌビディアのGPU、「優位性」はいつまで続く?
今後AIシステムは学習よりも推論に比重がかかろうとしているが、推論分野でもエヌビディアのGPUは優位性を維持できるのだろうか。推論にも膨大な計算量が必要になる以上、DC内での優位性は維持できるだろう。
AIの「学習」におけるエヌビディアのシェアは90%を超えている、とされており、圧倒的な存在である。実際に「学習」でシェアを奪いに行こうとする競合の話も最近ではほとんど聞かなくなった。
90%超という圧倒的強さに加え、今後のAIシステムは徐々に「学習」から「推論」へと比重がシフトすると言われている。勝負するなら「推論」だ、と考える競合も多いだろう。
しかしエヌビディアのシェアは、推論においても60%を超えているとされている。実際に同社は推論機能を強化することをより重要と認識しており、その戦略に沿った製品開発を行っている。そして昨今の推論機能には、やはり膨大な計算量が必要な場合が多いという。
高価で消費電力の高い同社のGPUは、エッジ側での搭載は困難な場合が多いだろうが、クラウド側では相変わらず圧倒的な存在であり続ける可能性が高い。
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