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ヤンマーホールディングスは2022年6月より、「デジタル中期戦略」に基づいたDXを推進してきた。本戦略の特徴は、現場の従業員を「DXキーマン」として起用・育成している点にある。インフラ整備からAI活用、人材育成に至るまで、ヤンマーが実践するDXの全貌を、同社 取締役CDO(最高デジタル責任者)奥山博史氏が明かした。
DXを確実に前進させる「ヤンマー流PDCA」
このデジタル中期戦略の軸となるのが4つの戦略的テーマだ。ヤンマーホールディングス取締役CDOの奥山博史氏はこう説明する。
「1つ目が足腰となる部分で『インフラの整備とセキュリティの強化』、2つ目が『データ基盤の再構築と基幹システムの刷新』、つまり、基幹システムやCRM(顧客関係管理)システムのモダナイゼーション(近代化)を進めることです。3つ目はいわゆる“草の根DX施策”で、我々は『Quick win』と呼んでいます。そして4つ目は『AI・データ活用・分析』に関する取り組みです」(奥山氏)
これらを進めるうえで、ヤンマーでは「ぐるぐるモデル」と呼ぶビジネスモデルを採用している。その特徴は、「課題の設定・改善策の仮説策定」「情報・データ収集」「意思決定」「アクション」というサイクルを高速でループさせることだ。
「デジタル化のカギとは、このループを高速で回すことです。4つの戦略的テーマを実行する際にも、いかに加速できるかを重要視しています」(奥山氏)
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・カギを握るのは「隠れDX人材」、DX組織を作るためにCDOが「最初にやったこと」
・「デジタル人材」「DX人材」は7タイプに分けられる
・「草の根DX」のカギを握る“超重要人材”とは
・ヤンマーのAI活用術:「ChatGPT×RPA×IoTカメラ」で何をした?
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