スキャンディット合同会社 、 レッドハット株式会社 、 テックタッチ株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2025/07/24 掲載

ヤンマーの賢すぎる「現場主導DX」、CDOが「隠れDX人材」に目をつけた理由が深い

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
ヤンマーの賢すぎる「現場主導DX」、CDOが「隠れDX人材」に目をつけた理由が深い

ヤンマーホールディングスは2022年6月より、「デジタル中期戦略」に基づいたDXを推進してきた。本戦略の特徴は、現場の従業員を「DXキーマン」として起用・育成している点にある。インフラ整備からAI活用、人材育成に至るまで、ヤンマーが実践するDXの全貌を、同社 取締役CDO(最高デジタル責任者)奥山博史氏が明かした。

DXを確実に前進させる「ヤンマー流PDCA」

 ヤンマーホールディングスが進めている「デジタル中期戦略」の目的は、「顧客への新たな価値創出」「業務品質・効率の改善」「データに基づいた経営プロセスの構築」「文化の変革」である。

 このデジタル中期戦略の軸となるのが4つの戦略的テーマだ。ヤンマーホールディングス取締役CDOの奥山博史氏はこう説明する。

「1つ目が足腰となる部分で『インフラの整備とセキュリティの強化』、2つ目が『データ基盤の再構築と基幹システムの刷新』、つまり、基幹システムやCRM(顧客関係管理)システムのモダナイゼーション(近代化)を進めることです。3つ目はいわゆる“草の根DX施策”で、我々は『Quick win』と呼んでいます。そして4つ目は『AI・データ活用・分析』に関する取り組みです」(奥山氏)

 これらを進めるうえで、ヤンマーでは「ぐるぐるモデル」と呼ぶビジネスモデルを採用している。その特徴は、「課題の設定・改善策の仮説策定」「情報・データ収集」「意思決定」「アクション」というサイクルを高速でループさせることだ。

「デジタル化のカギとは、このループを高速で回すことです。4つの戦略的テーマを実行する際にも、いかに加速できるかを重要視しています」(奥山氏)

この記事の続き >>

  • ・カギを握るのは「隠れDX人材」、DX組織を作るためにCDOが「最初にやったこと」
    ・「デジタル人材」「DX人材」は7タイプに分けられる
    ・「草の根DX」のカギを握る“超重要人材”とは
    ・ヤンマーのAI活用術:「ChatGPT×RPA×IoTカメラ」で何をした?

この続きは
会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。

すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます