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  • 2024/05/09 掲載

中途採用“爆増”の金融業、「人材市場と必須スキル」はどのように変わった?

FINOLABコラム

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2024年度のメガバンクの採用計画において、中途採用が新卒採用を上回る銀行が出てきたことが話題となった。この背景には、今日の労働環境はもちろん、技術変化や競争環境の変化により、既存金融機関の職員が持つスキルでは対応が難しくなった現実がある。フィンテック領域など「新しい取り組み」を進めるには何が足りないのか? 本稿では、金融業界の労働市場の変化とともに、金融機関での「スキルの隔たり」について、FINOLAB Head of FINOLAB 柴田 誠氏が解説する。
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金融機関の中途採用増加は何を意味するのか?後ほど詳しく解説します

中途採用の増大の裏にある「人気低下」

 日経新聞によると、三菱UFJ銀行は、2023年度に中途347人、新卒354人だった採用を、2024年度には中途600人、新卒400人とする計画で、中途の人数がはじめて新卒を上回る見通しとなっている。

 メガバンク全体でも、中途採用が全体の5割に達しようとしていて、新卒一括採用でさまざまな部署を経験させて人材を育成してきた従来の手法が転機を迎えているという。

 この背景には、銀行の就職先としての人気が落ちており、新卒採用が以前ほど思い通りに進まなくなっていることがある。

 HR総研と楽天みん就が行った「2024年卒学生の就職活動動向調査」によると、志望業界別のランキングでかつてはトップ3の常連であった「メガバンク・信託銀行」が、今や文系で9位、理系はトップ10圏外という状況になっている。

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最も志望する業界TOP10
(出典:HR総研×楽天みん就:2024年卒学生の就職活動動向調査
【次ページ】金融機関の若者が辞職を決意する「4つの理由」

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