• 2026/07/07 掲載

金融商品では他社と差が付かない…? SBIが“メディア事業”に注力しまくる納得の理由

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金融商品のコモディティ化が進む今、金融機関の競争力はどこへ移るのか。その問いを考えるうえで興味深いのが、SBIグループが2025年にWeb3メディアのCoinPostをグループに迎えた動きだ。SBIが重視したのは、メディア単体の収益性ではなく、イベントやコミュニティを通じて生まれる「接点」だった。本記事では、SBI証券経営企画部次長でHashHub代表取締役社長の加藤諒氏らへの取材から、商品では差がつかない時代に金融機関が握るべき“競争力の源泉”を読み解く。
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SBIが注目するエコシステムの価値とは
(coinpost報道発表)

SBIグループの「ネオメディア生態系」とは

 SBIグループは近年、金融事業とデジタル資産事業に加え、メディアやイベントを組み込んだ「ネオメディア生態系」の構築を進めている。

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【画像付き記事全文はこちら】
SBIグループが掲げる「生態系」の融合戦略
(出典:SBIネオメディア・サミット 2026)

 上の図が示すように、この戦略の本質は、メディアやイベントといった「ネオメディア生態系」を継続的な顧客接点(チャネル)として機能させ、そこから生まれた顧客基盤の拡大という恩恵を、グループ内のすべてのビジネスに還元していく点にあるという。

 Web3メディアおよびカンファレンスである「WebX」を運営するCoinPostのグループ化も、単独のメディア事業への投資というよりも、この顧客接点を担う重要なレイヤーを強化する戦略の一環と位置づけられる。金融機関はなぜ今、「場」を求めるのか。 【次ページ】金融のプロダクトは模倣される──SBIがCoinPostに見出した価値
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