- 2026/08/24 20:00 掲載
米StripeがAIゲートウェイのOpenRouterを買収へ、トークン経済の決済基盤を強化へ
トークン経済における決済インフラとしての基盤を強化
OpenRouterは2023年に創業した新興企業で、OpenAIやAnthropic、Googleなど80社以上のプロバイダーが提供する400種類以上のAIモデルを単一のインターフェースから利用できるサービスを展開している。同社のプラットフォームはタスクの複雑さや処理速度、価格、信頼性などを評価し、用途に最も適したAIモデルへリクエストを自動で振り分ける機能を持つ。現在では1日あたり10兆トークン以上を処理し、1000万人を超える開発者や企業が利用する規模に成長している。
Stripeは決済手段や不正利用対策などを最適化する金融インフラを企業向けに提供しており、近年はAI企業向けの課金基盤にも事業を広げていた。Stripeのパトリック・コリソン最高経営責任者はAIを活用する企業にとってトークンは基軸通貨のような存在であると説明している。
今回の買収により、StripeはAIモデルのトークン消費量を計測し請求する既存の仕組みに加え、どのモデルへトークンを振り分けるかという領域を統合する。 買収後もOpenRouterのブランドや製品、開発計画はそのまま維持される。OpenRouterは特定のモデルやプロバイダー、親会社を優遇することはなく、ユーザーにとって最適な選択を基準にルーティングを行うという中立性を継続すると明言している。
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