- 2026/03/30 掲載
三菱重工と米シールドAIが無人機の自律飛行実証に成功、無人機AI開発高速化
AI開発プラットフォームで全工程を8週間の短期間で実現
引用したトップ画像、本文をもとにした生成AIを活用した画像について内容に誤りがありました。また、本文について誤りと誤解を招く表現がありました。本文は修正済みです。ご迷惑をおかけした読者ならびに関係者にお詫び申し上げます。
修正前:シールドAIの自律飛行AIである「ミッション・オートノミー」
修正後:無人機に搭載するAI「ミッション・オートノミー」
修正前:自律飛行システムそのものの開発に資源を集中できる
修正後:無人機に搭載するAI(ミッション・オートノミー)の開発により注力できる
修正前:や2機間の協調動作
修正後:削除
三菱重工業は開発中の無人機に米シールドAIの自律飛行ソフトウェアを統合し、群馬県太田市で飛行実証を実施した。2025年9月に開発に着手し同年11月と12月に実際の飛行試験を行っている。AIの開発から実機への搭載を経て飛行に至るまでの期間はわずか8週間であった。今回の開発にはシールドAIが提供するAI開発環境が用いられた。
無人機に搭載するAI「ミッション・オートノミー」は、人間の介入なしに無人機が独自に状況を感知し、判断して行動するためのコアソフトウェアだ。事前に設定された経路に依存する従来の自動操縦とは異なり、予期せぬ状況への対応や障害物の回避、飛行経路の動的な変更を可能にする。
このAIの開発を支えるのが同社の開発基盤であるHivemind Enterpriseである。同基盤の導入により、コーディングから学習、シミュレーション、ハードウェア検証までを一元化し、自律飛行システムの開発に資源を集中できる環境を提供する。
従来の開発手法では複数のオープンソースソフトウェアを組み合わせてコーディングやAIの学習環境を自社で構築し維持する必要があり多くの労力を要していた。新たな開発環境を導入したことで三菱重工業の技術陣は無人機に搭載するAI(ミッション・オートノミー)の開発により注力できるようになったという。
開発プロセスにおいてソフトウェア上のシミュレーションからハードウェアを用いた動作検証へ移行する期間は2週間未満に短縮されている。従来の手法ではこの工程に数カ月を要していたが今回はハードウェア検証から実機を用いた試験への移行もさらに2週間で完了している。
事前のAI学習やシミュレーション評価を経て完成したAIが無人機に搭載された。実際の飛行試験では2機の無人機を用いて仮想の飛行物体を追跡するテストが行われた。試験を通じて強化学習に基づいた自律的な行動が確認されている。最初の飛行では仮想物体を追従し2回目の試験ではより複雑な追跡行動を実行するなど段階的に高度な動きを実証している。シールドAI側はこの成果が自律飛行技術の開発と配備の規模を拡大し防衛ニーズへ迅速に対応する道を開くものだと説明している。
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