• 2026/06/12 掲載

日英伊の次期戦闘機共同開発にカナダがオブザーバー参加へ

7月中旬に英国で開かれる3カ国の防衛相会談の場で正式に発表

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日本と英国およびイタリアが進める次期戦闘機の共同開発計画にカナダがオブザーバー国として参加する方向で調整が進んでいる。7月中旬に英国で開かれる3カ国の防衛相会談の場で正式に発表される見通しだ。
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(画像:ビジネス+IT)
 日本と英国およびイタリアが推進する次期戦闘機の共同開発計画にカナダがオブザーバーとして参加する方針が固まった。複数の日本政府関係者が明らかにした内容として国内各メディアが報じている。小泉進次郎防衛相は7月中旬に英国を訪問しイタリアの国防相を交えた3カ国の防衛相会談を行うよう調整を進めている。カナダのオブザーバー参加はこの会談の機会に合わせて正式に発表される見通しとなっている。

 カナダはオブザーバーとして参加するため共同開発の実作業には直接関与しない。一方で開発計画の進行状況に関する情報や機密を受け取ることが可能になる。海外の防衛専門メディアによればカナダは正式なメンバー入りではなく限定的な情報共有の枠組みからの関与を模索してきた。3カ国から選別された情報を受け取ることでプロジェクトへの理解を深める狙いがある。カナダ政府は以前から日英伊の次期戦闘機の購入に関心を示し日本政府にも意向を伝達していた。今回のオブザーバー参加は将来的な開発への本格参入や完成した機体の導入を見据えた動きである。

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【図版付き記事はこちら】日英伊の次期戦闘機共同開発にカナダがオブザーバー参加(図版:ビジネス+IT)

 次期戦闘機の開発計画は日本と英国およびイタリアが協力して進める大型プロジェクトである。3カ国は2035年の配備開始を目標に掲げており政府側の機関と企業による合弁会社の間で開発に向けた契約を結ぶなど開発体制の構築を進めている。カナダがオブザーバーとして加わることはこの開発計画が将来的に参加国を広げる可能性を示すものである。情報共有の入口としてオブザーバー資格が適用されることで開発計画の国際的な広がりがより明確になった。カナダが提供される情報を基に将来的に機体導入や計画への本格参加に向けてどのような判断を下すかが焦点となる。

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