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- 2026/10/29 13:53 掲載
サムスン電子、営業益107兆ウォンの衝撃…世界初の「100兆超え」を支えた部門とは?
営業利益は107.4兆ウォン。同社によると、テック企業として四半期の営業利益が100兆ウォンを超えたのは世界で初めてだ。
部門別では、半導体を担うDS(デバイスソリューションズ)部門の売上高が147.1兆ウォン、営業利益が106.5兆ウォンだった。売上高は前期比15%増えた。メモリー事業は四半期の売上高、営業利益とも過去最高で、AI向け製品を重視した製品構成により、供給制約のなかで収益を高めたとしている。サーバー向けの需要が強く、あらゆる用途で市場価格が上昇したという。HBM4は業界最高水準の競争力を背景に販売を大きく拡大し、サーバー向けSSDの需要にも対応した。
ファウンドリー(半導体受託製造)事業は、HBMのベースダイの販売増や先端プロセスの拡大により、売上高と利益が大きく改善した。大手ハイパースケーラー(超大規模クラウド事業者)を含むHPC(高性能計算)顧客からの2ナノメートル(nm)の受注も続いている。
DX(デバイスエクスペリエンス)部門は売上高が前期比8%増えたものの、営業損失は0.8兆ウォンだった。サムスンディスプレイ(SDC)は売上高が8.0兆ウォン、営業利益が1.1兆ウォンだった。
設備投資は7~9月期に29兆ウォンで、前期比12.2兆ウォン、前年同期比19.8兆ウォン増えた。2026年通期では約84.4兆ウォンを見込み、うち76.8兆ウォンをDS部門に充てる。新工場などの設備を、AIとHPCの強い需要に対応するために投じるという。
株主還元では、7~9月期の現金配当を普通株、優先株とも1株あたり4,601ウォンとし、総額は30兆ウォンとした。2026年の株主還元総額は90~110兆ウォンを想定している。
2027年については、メモリー事業がAIインフラ向けの設備投資が過去最高水準になると見込み、AI需要の拡大が業界の供給を大きく上回るとも説明している。
では、史上初の100兆ウォン超えを支えたのは、どの事業なのか。営業利益の内訳には、決算の見出しからは見えにくい極端な偏りがある。さらに、ライバルの市場予想との比較や、今後の巨額の資金の行き先も見逃せない。
・営業利益107.4兆ウォンのほぼ全てを稼いだ部門と、赤字だった部門
・DS部門の営業利益率が示す、異次元の儲けの水準
・SKハイニックスの市場予想との差と、残り55~75兆ウォンの還元をめぐる焦点
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