【スクープ】メルカリバンク誕生、銀行が「主役でなくなる」時代が到来へ

アプリに銀行機能が組み込まれた「メルカリバンク」

　フリマアプリ「メルカリ」の中に、銀行機能が組み込まれる「メルカリバンク」を提供することがFinTech journalの取材でわかった。

　スマホ決済サービスを手がけるメルペイについては、2025年5月に銀行法に基づく電子決済等代行業者として登録を受け、銀行APIと正面から接続する道が開かれていた。

　このとき、BaaS（Banking as a Service）基盤として選択されていたのがみんなの銀行だ。


　今回の「メルカリバンク」により、アプリ内で銀行残高の確認や、売上金の受け取り・支払いといった金融機能がシームレスに利用できるようになる見通しである。

　裏側では、みんなの銀行の口座と連携して金融機能が稼働する格好だ。 【次ページ】メルカリバンクの「本質」とは何か