• 2026/04/21 掲載

多角化戦略を進めるTether、マイニング金融Antalphaに大規模出資

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暗号資産ステーブルコイン大手のTether(テザー)が、マイニング金融企業Antalpha(アントアルファ)の株式8.2%を保有していることが米国証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかになった。2025年5月の新規株式公開(IPO)時に取得していたもので、暗号資産インフラへの投資拡大を示す動きだ。
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(Photo/Shutterstock.com)
 米国証券取引委員会(SEC)に提出されたスケジュール13D報告書(特定企業の株式の大量保有報告書)により、テザーおよび同社議長のジャンカルロ・デヴァシーニ氏の関連事業体が、米ナスダック上場企業であるAntalphaの普通株195万株を保有していることが判明した。これらの株式は2025年5月の新規株式公開(IPO)時に購入された。当時のIPOで発行された株式の約半数をテザーが引き受けたことになる。提出書類には、今後の市場動向に応じて保有株式数を増減させる方針も明記されている。

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【画像付き記事はこちら】テザーは投資領域の拡大を通じて、自社の暗号資産エコシステムをより盤石にする
(画像:ビジネス+IT)

 アントアルファは2022年設立の金融企業で、ビットコインのマイニング事業者に対する融資や機器調達の支援(サプライチェーンファイナンス)を手がける。マイニング機器最大手Bitmain(ビットメイン)の主要融資パートナーとして事業を拡大しており、2024年末時点の融資残高は約16億ドルに上る。2025年通期決算では、売上高が前年比68%増の7970万ドル、純利益が1850万ドルと大幅な成長を記録した。

 テザーはステーブルコイン事業の収益を活用し、暗号資産のエコシステム全体や先端テクノロジー分野への投資を加速している。これまでに再生可能エネルギーを用いたマイニング事業をはじめ、人工知能(AI)開発、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)を手がけるBlackrock Neurotech(ブラックロック・ニューロテック)などへ巨額の資金を投じてきた。アントアルファの株式保有により、マイニング産業の基盤となる金融ソリューションを支え、自社の多角化戦略を前進させる狙いがある。

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