• 2026/05/27 掲載

SpaceXが、Starshipによる初の有人火星飛行ミッションを発表

1
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
イーロンマスク氏率いる米SpaceXは2026年5月21日、開発中の新型ロケット「Starship(スターシップ)」を用いた初の民間有人火星飛行ミッションを発表した。火星有人飛行ミッションのコマンダーには、暗号資産マイニングプールの共同創設者であるチュン・ワン氏が就任する。
photo
(画像:ビジネス+IT)
 米SpaceXは2026年5月21日付で、同社が開発を進める新型ロケット「Starship(スターシップ)」を利用した、火星と月それぞれへの民間有人宇宙飛行ミッションの計画を公表した。火星への民間有人宇宙飛行では、起業家であり冒険家でもあるチュン・ワン氏がStarshipに搭乗する。ワン氏は暗号資産マイニングプールF2Poolの共同創設者としても知られる人物である。

 同氏がコマンダーを務めるこのミッションは、火星に接近通過(フライバイ)した後に地球へ帰還する、約2年間にわたる長期の行程となる。ワン氏は自身のXアカウントにおいて、このミッションの動機が人類の「多惑星生存」のプロセスを推進することにあると説明した。また、ミッションの権利を購入した理由について、スペースXが火星探査の目標を忘れず、火星プログラムを次世代に先送りしないようにするためだと明確に述べている。

画像
【図版付き記事はこちら】SpaceXが民間初火星の有人飛行ミッションを発表(SpaceX)

 さらに同氏は、火星が望遠鏡で観測する単なる光の点ではなく、人類が到達し安全に往来できる現実の世界であることを証明したいとの考えを示した。一方、月への民間有人宇宙飛行には、米国の起業家デニス・チトー氏とその妻アキコ・チトー氏、そしてチュン・ワン氏が参加する。

 デニス・チトー氏は2001年に民間人初の宇宙旅行者として国際宇宙ステーション(ISS)を訪問した実績を持つ。この月周回ミッションは1週間の行程を予定しており、参加者は月面から200km以内の距離をフライバイ通過する計画である。

 なお、ワン氏は2025年にもSpaceXの宇宙船「クルードラゴン」を用いた史上初の有人極軌道飛行ミッション「Fram2」においてコマンダーを務めており、宇宙飛行経験を積んだ上で今回のミッションに臨むこととなる。スペースXは本ミッション発表後の5月23日に、第3世代Starshipによる第12回試験飛行を実施した。

 サブオービタル飛行を行ったStarship宇宙船は、計画通りインド洋への着水に成功しており、ミッション実現に向けた機体の開発は着実に進展している。ただし、今回発表された火星および月への民間有人宇宙飛行ミッションの具体的な実施時期については、現時点で明らかにされていない。

Googleで見つけやすく

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 1

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像