- 2026/08/27 10:00 掲載
キオクシアとサンディスクが岩手県北上市に新製造棟を建設、国内に5兆円投資
AI向けフラッシュメモリー増産へ
新棟は現在稼働している第2製造棟の南側に位置し、建屋やクリーンルームの基礎などの初期インフラ整備に1兆円規模の資金が投入される見通しである。2029年度中の稼働開始を目標としてすでに土地の整備作業が始まっている。具体的な建設着工時期や製造装置の導入スケジュールについては、今後の市場動向を踏まえて決定される。
同日キオクシアの太田裕雄社長とサンディスクのデービッド・ゲックラー最高経営責任者は首相官邸を訪問し、高市早苗首相に今回の投資計画を報告した。太田社長らは国際競争力を維持するため日本政府による継続的かつ戦略的な支援が不可欠であると説明している。高市首相はこの表明に対し、官民連携による投資拡大の先行事例として歓迎する意向を示した。
今回の5兆円規模の投資は日本政府からの補助金支給を前提として計画されている。 キオクシアとサンディスクは過去25年以上にわたり、合弁事業を通じてフラッシュメモリーの開発と生産で協力関係を築いてきた。これまでに日本国内で実施された設備投資の累計額は約9兆円に上る。両社は2026年1月に四日市工場における合弁契約を2034年12月まで延長しており、日米の企業間連携を継続していく。
北上工場での最先端製品の量産と四日市工場での幅広い製品群の生産という役割分担を明確化し、人工知能社会におけるデータストレージ需要に対応していく体制を整える。
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