- 会員限定
- 2026/10/31 12:44 掲載
村田製作所、MLCCに「1兆円」投資の衝撃…AI特需で売上2倍超を狙う新工場の全貌とは?
内訳は、建屋が約3,500億円、生産設備が約6,500億円。同社はこの投資を通じて、2030年度のMLCC売上高が2025年度比で約2倍以上になると想定している。計画には、国内外の既存生産拠点での新生産棟の建設、生産設備の導入と既存設備の能力増強、一部の土地取得が含まれる。
MLCCは、スマートフォンや自動車、産業機器、データセンターなど幅広い電子機器を支える部品。同社は、拡大するデータセンター需要に対応するとともに、AIがエッジデバイス、モビリティ、ロボティクスなどに広がる将来を見据え、供給能力を強化するとしている。現在の需要拡大への対応に加え、2030年以降に必要な生産基盤を整える位置づけだという。
国内では、島根県安来市と岡山県瀬戸内市に新生産棟を建設する。国内のMLCC生産は、福井村田製作所と出雲村田製作所に岡山村田製作所を加えた3拠点体制となる。
岡山村田製作所では、MLCC用の新生産棟と、MLCC用シートおよび原料の新生産棟を建設する。投資額は合計約1,500億円で、2027年4月に着工し、竣工は2028年末と2030年を予定する。同社での生産は、2030年までに1,500~2,000人規模を目指す。出雲村田製作所は、MLCCを含む電子部品の新工場を安来市に建設するが、時期と金額は決まり次第知らせるとしている。
海外では、タイで新生産棟を建設し、2030年の竣工を計画する。フィリピンでは、既存の生産棟の未稼働区画で生産設備とインフラを整備し、2027年の完了を予定する。いずれも投資額は決定後に公表するという。
このほか、日本、ASEAN、中国の現有工場では、生産設備の導入と既存設備の能力増強を毎年計画的に進める。生産を支える人材の確保と育成、生産技術の高度化、原材料や部資材の安定調達、設備メーカーをはじめとするサプライヤーとの連携強化にも取り組むとしている。
では、1兆円を投じる村田製作所の新棟は、足元の品薄をいつ解消するのか。背景には、納期の長期化を伝える調査会社の報告と、競合各社の相次ぐ値上げ、そして在庫補充の時期をめぐる動きがある。
・MLCCの納期は最長どこまで延びたのか、調査会社の報告
・村田製作所の直近決算に表れた「出荷を上回る受注」の中身
・競合の値上げ通知と、在庫補充が遅れる製品の見通し
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
今だけ毎月当たる!ずっと無料の会員登録キャンペーン
ビジネス+ITプレミアム会員(無料)に登録すると
抽選で毎月20名様に
Amazonギフト券 5,000円分 当たる!
プレミアム会員に登録する(ずっと無料) キャンペーン詳細・応募条件を見る※この表示が出ている方は自動的にキャンペーンにエントリーされます。特典送付時にビジネス+ITプレミアム会員を継続し、メールマガジン購読設定をオンにしていることが条件です。その他の条件は詳細をご覧ください
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
半導体のおすすめコンテンツ
半導体の関連コンテンツ
PR
PR
PR