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- 2026/11/08 12:30 掲載
【5社比較】東エレ・アドバンテスト絶好調の裏で減益も…半導体「AI特需」の明暗
「1.6兆円」米工場計画も株価急落…AI株に異変?
日米両政府は10月15日、「戦略的投資イニシアティブ」の初の半導体案件として、米ニューヨーク州で半導体工場を建てるプロジェクトの実施に合意したと発表した。経済産業省によると、事業総額は約100億ドル(約1.6兆円)規模で、設備を増やせば約210億ドルまで膨らむ可能性がある。製造装置の供給には東京エレクトロンやSCREENホールディングスが関心を示しているという。工場を運営するのは、米グローバルファウンドリーズで、第1工場は2029年の稼働を見込む。第1工場がフル稼働すれば、300mmウエハーで年約90万枚の生産能力が米国内に加わる計算だ。第2工場も建設されれば、2棟合計で年約180万枚となる見込みだ。自動車や産業機械、AIデータセンターに使う半導体の供給網を、日本の資金で米国に築く構図である。
ただし、市場の空気は一枚岩ではない。10月22日には、日経平均株価が1,713円安と急落し、日本・韓国・台湾で半導体・AI関連株が下げを主導した。背景には「AI投資への懸念」があると指摘されている。
そうした中で、10月22日から30日にかけて半導体製造装置の大手5社が相次いで決算を発表した。アドバンテストは通期の営業利益予想を9,670億円に引き上げ、過去最高の更新を見込む。一方で、同じAI特需の中にいながら、前年同期を大きく下回る決算を出した会社もある。
米国の巨額投資とAI需要という同じ追い風を受けながら、なぜ5社の数字にはこれほどの差がついたのか。その分かれ目を、最新決算から読み解いていこう。 【次ページ】【5社比較】アドバンテスト絶好調、レーザーテック苦戦…明暗分けたワケ
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