- 2026/05/08 掲載
Anthropicの評価額が1兆ドル超えに急騰、予測市場でビットコイン時価総額超え
安全性を重視でAI需要を取り込むAnthropicへの資金の流入が加速
Anthropicの急成長と並行して、分散型予測市場プラットフォームPolymarketでは、2026年12月31日までにAnthropicの企業評価額がビットコインの時価総額を上回る確率が約44%まで上昇した 。現在のビットコインの時価総額は約1兆6000億ドル規模で推移しているが、マクロ経済の動向やマイニングの採算性悪化などが影響し、直近では価格の成長が鈍化している。
対照的に、AnthropicをはじめとするAI企業は、高成長インフラ投資対象として多額の資金流入を継続的に受けており、一部の暗号資産マイニング企業もAIデータセンターへの設備転用を進めている 。 この市場動向に大きな影響を与えているのが、イーロン・マスク氏による世界最大のAI研究機関OpenAIを相手取った訴訟である。マスク氏は、OpenAIが営利化へかじを切ったことは当初の非営利という設立理念に反すると主張しており、最大1800億ドルの損害賠償を求めている。
この訴訟により、OpenAIのコーポレートガバナンスや投資家保護に関する懸念が浮上し、結果として代替の選択肢としてAnthropicが投資家や開発者からの注目を集めることとなった。なお、Polymarket上では、マスク氏が100億ドル以上の和解金を勝ち取る確率を約14%とする予測が立てられている 。 Anthropicが評価額において実際にビットコインの時価総額を上回るかどうかは、進行中のOpenAI関連訴訟の法的な行方や、テック企業と暗号資産市場の双方に影響を与えるマクロ経済環境などに左右される。未上場市場における1兆ドル超えの評価は、AIインフラへの大規模な資本の移動という市場構造の変化を明確に表している。
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