• 2026/06/24 掲載

45℃の冷却液で水削減?エヌビディア、AIデータセンター向け完全液冷システムを発表

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エヌビディアはAIデータセンター向けに、約45℃の冷却液を用いた閉ループ式の完全液冷システムを発表した。条件が整う地域ではドライクーラーのみで放熱でき、施設内の水使用量を最大100%削減できる。
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AIデータセンターの水消費問題は解決できるのか
(画像:本文をもとに生成AIで作成)
 エヌビディアが発表した新システムは、サーバーの主要部品を閉鎖循環式の液体で直接冷却する設計である。冷却液は水とプロピレングリコールで構成され、約45℃でサーバー内に送り込まれた後、熱を吸収して約55℃で排出される。排出された冷却液は屋外の放熱装置で冷却されて再び循環するため、運用時の追加給水を必要としない。


 この比較的高温な冷却液を使用することで、多くの気候条件下において消費電力の大きいチラー設備の稼働を減らし、データセンター施設内の水使用量を最大100%削減することが可能となるという。また、従来は空冷に頼っていた部品も液体で冷却するため、サーバーの高密度化や省スペース化も見込まれる。

 一方で、このシステムが削減できるのはデータセンター施設内で直接消費される水に限られている。データセンターを稼働させるための発電や、AIチップの製造工程においても大量の水が消費されるため、AIインフラ全体における水消費問題の解決には至っていないとの指摘もなされている。

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