• 2026/07/17 18:37 掲載

米Anthropic、最上位AI「Claude Fable 5」を上位サブスクリプションの標準機能に統合

「Pro」「Team Standard」では従量課金の対象に

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米Anthropicは2026年7月17日、同社の最上位AIモデル「Claude Fable 5」の提供形態を変更し、7月20日から上位有料プラン「Max」および「Team Premium」の標準機能として提供すると発表した。一方で、「Pro」などの下位プランは従量課金制へと移行する。度重なる無償提供期間の延長を経て、恒常的な提供体制が固まった。
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(画像:Anthropic)
 米Anthropicは、2026年6月9日に公開した最上位AIモデル「Claude Fable 5」のサブスクリプションプランにおける提供ルールを改定した。7月20日以降、個人向けの上位プラン「Max」および法人向けの上位プラン「Team Premium」の契約者は、各プランに設定された利用上限の50%まで、追加費用なしで同モデルを利用できる。

 一方で、これまで利用可能だった「Pro」および「Team Standard」プランの契約者に対する標準提供は終了する。今後は月額料金とは別に費用が発生する「使用クレジット」を利用した従量課金制でのアクセスに切り替わる。新体制への移行措置として、同社は対象ユーザーに対して1回限り有効な100ドル分の利用クレジットを付与する。

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【図版付き記事はこちら】Claude Fable 5をMax・Team Premiumプランのサブスクに統合(図版:ビジネス+IT)

 Fable 5は、長時間の自律的なタスクや複雑なコーディング、高度な推論処理に特化した「Mythosクラス」の最上位モデルである。同モデルを巡っては、公開直後の6月12日にサイバーセキュリティや生物兵器開発への悪用リスクを懸念した米国政府による輸出規制の対象となり、世界的にアクセスが一時遮断される事態となっていた。その後、安全確保のためのクラシファイア(分類器)を導入し、米政府の承認を得た上で7月1日にサービスを再開した経緯がある。

 再開当初は、上位・下位を問わず有料プランの契約者に対し、7月7日までの期限付きで同モデルを無償提供していた。しかし、Anthropicは公式X(旧Twitter)を通じた声明の中で、Fable 5に対する需要の予測が極めて困難であったと説明している。膨大な計算資源を消費する最上位モデルへのアクセスが急増したことで、同社はインフラの拡充と並行して、無償提供の期限を7月12日、さらに7月19日へと2度にわたって延長する対応を迫られた。

 今回のプラン改定は、需要を制御しつつ持続可能なサービス提供体制を構築するための措置となる。期限付きの暫定的な提供措置を終了し、高負荷な演算能力を必要とするユーザー向けの上位プランにFable 5を限定して組み込むことで、計算資源の確保とサービス品質の安定化を図る。

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