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元MS中島聡氏「AIを使わない企業はゾンビ化する」…生き残るための“無茶ぶり”の極意
生成AIの登場により、ビジネスを取り巻く環境は大きく変化している。米マイクロソフトなどで技術者を務めてきた中島聡氏は、変化の波に乗れず、既存の仕事のやり方に固執する企業は、いずれコスト競争に敗れるおそれがあると警鐘を鳴らす。企業や個人はどう変化に対応し生き残るべきか。中島氏が語る残酷な未来と「AI時代の生存戦略」を紐解いていく。元MS中島氏が解説、AIが引き起こした「ヤバすぎる変化」
同業界に40年以上身を置き、マイクロソフトなどで技術者を務めてきたシンギュラリティ・ソサエティ代表理事の中島聡氏は、自身の仕事がここ1年で劇的に変わったと語る。過去39年間、自らの手でプログラムを書いてきたにもかかわらず、現在では、その業務の大半、実に9割以上をAIに担わせているという。わずか1年の間に、ソフトウェアエンジニアの仕事は「プログラムを書く」ことから、「AIにどのようなプログラムを作らせるか指示する」ことへと、その本質が変容してしまった。
なぜ、ソフトウェア業界が最初にAIのインパクトを受けたのか。中島氏は、3つの理由を挙げる。第1に、AIそのものを研究・開発しているのがソフトウェアエンジニアであるため、彼らにとってAIは最も身近な存在だったこと。第2に、AIの学習データとして、人間が過去に書いてきた膨大な量のソフトウェア(プログラム)が活用され、データが豊富に揃っていたこと。そして第3に、AIが書いたソフトウェアが正しいかどうかは、実際にコンピューター上で動かせばすぐに検証できるため、評価が容易だったことだ。
この変化は、インターネットやスマートフォンといった過去の技術革新とは本質的に異なる。それらが人間が使う「ツール」の登場であったのに対し、AIは、人間がツールを使って行っていた「仕事そのもの」を置き換える存在だからだ。
この急激な変化のスピードに対し、中島氏も「今まで経験したことがない」「ある意味ドキドキするというかショックを受けている」と率直な心情を吐露する。ソフトウェア業界で今起きている地殻変動は、決して対岸の火事ではない。メディア、マーケティング、金融など、あらゆる業界にこの波は確実に押し寄せる。人間の仕事がAIへの指示出しとなり、実作業をAIが担う時代は、もう目前に迫っているのだ。
ではそうした中で、企業が生き残るには一体どうすればよいのだろうか?
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・AI活用の遅れであなたの会社は「ゾンビ企業」に?
・中島氏が提案「生き残り」2つの選択肢
・日本の大学教育はなぜ「通用しない」のか
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