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  • 2020/10/19

投資における「良い会社」とは? 億超えトレーダーが実践する「テクニカル分析」の極意

「結局、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析、どっちが良いのか」──。株式投資をしている方なら、誰もが直面する悩みでしょう。そこでここでは『長期×短期 最強の組み合わせ投資 プライベートバンカー×億超えトレーダー』(福井元明、山下勁共著)を上梓した億超えトレーダーの山下勁氏の短期投資のテクニックを紹介します。

副業アカデミー 山下勁

副業アカデミー 山下勁

株式トレーダー。1986年、神奈川県生まれ。大学在学中の20歳のときに、株式投資を始める。23歳で1200万円の原資を3200万円に増やし、25歳のときには、独自のテクニカル投資を完成させる。2019年の株式投資による利益は1億円超。現在は「副業アカデミー」で株式投資の講師を務めるかたわら、主夫として家事・育児に尽力中。著書に『中華屋アルバイトのけいくんが年収1億円を稼ぐ1日1分投資』『見習いカメラマンのけいくんが年収1億円を稼ぐ月3分投資』(ともにSBクリエイティブ)などがある。

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億超えトレーダーの山下勁さんに、成果につながる短期投資のテクニック(テクニカル分析)を解説いただいた
(Photo/Getty Images)
 

本記事は『長期×短期 最強の組み合わせ投資 プライベートバンカー×億超えトレーダー』の内容を一部再構成したものです。

投資における「良い会社」の意味を理解できているか?

 みなさんが、トレードをする際、最も頭を悩ませているのは銘柄選びではないでしょうか?

 どの銘柄に投資するかによって、トレードの成否が決まってくるといっても過言ではありません。とはいえ、東証一部に上場している企業だけでも、日本取引所グループによれば2171社(2020年8月末現在)もあります。その中から、投資対象となる銘柄を選ぶのですから、悩むのは当然。今回は、「テクニカル分析」を得意とするボクの銘柄選びのポイントをお話ししたいと思います。

 その前に、みなさんに聞いておきたいことがあります。みなさんにとって「良い会社」ってどんな会社でしょう?「就職するなら“良い会社”」とか「あの人は“良い会社”にお勤めしている」といった話を耳にしたことはありませんか?

 こういうときの「良い会社」とは──誰もが知っている有名企業、小規模でも業績がすごくいい企業、自分の夢が実現できる企業、地元の家族的な企業……さまざまな企業が浮かぶと思います。

 では、投資をするのに「良い会社」とは、どんな会社でしょう? それは、投資に見合った利益を得ることができる会社です。この“利益を得る”ということをしっかり頭に入れておいてください。

「名前が知れているし、良い会社だから買ってみよう」
「証券会社の格付けが上がって目標株価が上がったから良い会社」
「上方修正したから良い会社に違いない」

 そんな「なんとなく良い会社」という曖昧な判断で、銘柄を選び、売買してしまう人が案外多いのです。上方修正したからといって株価が上昇しなければ、投資するのに「良い会社」とは言えません。

 実は、「良い会社だから買ってみる」は雑なトレードです。投資を判断するときの「良い会社」は、先ほどお話しした「“良い会社”にお勤め」の「良い会社」とは異なります。

 これから解説していく銘柄選びは、投資するのに最適な「良い会社」の定義だと考えてください。

分析手法によって「良い会社」の定義は違う!

 “ファンダメンタルズとテクニカル” では銘柄選びのポイントが違います。テクニカルは短期投資向き、ファンダメンタルズは長期投資向きとなり、その違いが銘柄選びの違いにもなります。

 数多くある銘柄の中には、ファンダメンタルズでは売買に適さない銘柄でもテクニカルでは利益が期待できる銘柄もあります。その反対に、テクニカルではトレンドが判断できず、エントリーしにくい局面でも、ファンダメンタルズでは業績や成長性から売買の対象になる銘柄もあります。

 テクニカルとファンダメンタルズ、両者で銘柄の選択ができればどちらか一方でエントリーを判断するより、ぐっと精度が上がります。つまり、勝率が上がっていくのです。

「テクニカル分析」の銘柄選びのルール

 では、ここから「テクニカル分析」を得意とするボクの銘柄の選び方についてお話ししていきましょう。

 ボクが銘柄を選ぶ際、重要な判断基準にしているのは時価総額の規模です。時価総額は「株価×発行済み株式数」で計算しますが、その企業の価値とも言えます。ボクは東証一部上場銘柄で時価総額3000億円から5000億円以上の中・大型株、日々の出来高が200万株以上の企業をトレードの対象にしています。

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 証券業界では、東証一部銘柄の中から時価総額と流動性が高い上位100銘柄(TOPIX100の算出対象)を「大型株」、次いで時価総額と流動性が高い上位400銘柄(TOPIX Mid400の算出対象)を「中型株」と呼んでいるそうです(そのほか、中・大型株に含まれない全銘柄が「小型株」になります)。

 時価総額が大きな企業はトヨタ、ソニー、日本水産など、誰もが名前を聞いたことのある銘柄です。このような中・大型株は過去のチャートから、今後のトレンドを予測しやすく、そして株価の値動きも安定的です。つまり、中・大型株のチャートには再現性があるということです。再現性とは、過去の動きと同じような動きをするという意味です。

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 さて、ボクのトレードでは一攫千金は狙いません。8%ほどの利益をコツコツと重ねていくトレードです。ですから、時価総額が大きく、安定的に上下を繰り返す銘柄をターゲットにしているのです。

儲かるトレーダーの法則

 そのような銘柄ではトレンドを予測しにくく、したがって精度の高い売買判断ができるとは思えません。例を挙げるなら、バイオ関連株などにそのような動きが見られることがあります。

 中には「乱高下を利用して、売り買いすれば儲かる」なんていう人もいますが、それは結果論。本当にそんなことができるのかは疑問です。もし、今日買った株が翌日ストップ高になったとしても、単なるビギナーズラックです。


 値動きの荒い小型株のトレードを続けていても、上昇と下落の法則性は見出しづらく、再現性のあるトレードはしづらいでしょう。ルールのないところでトレードをしても、運用能力は上がりません。まずは安定した動きをする銘柄を選び、チャートから値動きを予測できるようになることが、儲かるトレーダーへの第一歩です。

【次ページ】投資している企業がニュースで話題に…とるべき行動とは

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