新規会員登録再開のお知らせ

新規会員登録を9月14日9:30より再開いたしました。ログアウト状態になっている方はお手数ですが再度ログインをお願いいたします。

  • 2026/09/20 10:00 掲載

米Figure AIが人型ロボットのAI頭脳「Helix 2.5」を発表、初めての家30軒で家事を完遂

はじめての住宅30軒で家事タスクを完全に自律実行

1
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
米ロボティクス企業のFigure AIは2026年9月、ヒューマノイドロボット向けの新たなAI制御モデル「Helix 2.5」を発表した。同社は事前のデータ収集を一切行っていない未知の住宅30軒に自社開発のロボットを持ち込み、ベッドメイキングや部屋の片付けなどの家事タスクを完全に自律実行させることに成功した。
 従来のロボット制御モデルは、工場などの特定の環境において事前に収集されたデータに依存して学習を行うため、家具の配置や床の材質が異なる未知の空間では動作が破綻するという課題を抱えていた。今回発表されたHelix 2.5は、人間の行動データセット「Index」を用いてゼロから事前学習された物理基盤モデルである。

 特定の現場データに依存せず、初めて訪れた空間の状況を自律的に認識して全身の協調動作を開始できる仕組みを採用している。 汎化性能を検証する実証実験は、サンフランシスコ・ベイエリアの住宅30軒で実施された。ハードウェアには最新の「Figure 03」が用いられ、各家庭に元からあるベッドやソファ、事前の学習データに含まれていない未知のタオルや玩具が操作対象として設定された。

画像
【図版付き記事はこちら】米Figure AI、ヒューマノイドロボットの頭脳、最新VLM「Helix 2.5」を発表(画像:ビジネス+IT)
 評価は部分点を認めない厳格な基準で行われ、タスク別の成功率はベッドメイキングが67パーセント、タオル畳みが62パーセント、玩具の片付けが40パーセントを記録した。全420回の試行を通じた全体のタスク達成率は56パーセントであり、Indexによる事前学習を行っていない制御モデルの成功率9パーセントと比較して大幅な性能向上が確認されている。

  この適応力を支えているのが、世界中から収集された1600万件以上の人間行動動画で構成される大規模データセットのIndexである。Figure AIの分析により、言語モデルと同様に事前学習データの量を増やすことでロボットの物理的な動作予測の精度が向上するスケーリング則が成り立つことが実証された。

 事前の環境マッピングや現場でのファインチューニングが不要になることで、新たな環境にロボットを導入する際のエンジニアリングコストの削減が見込まれる。 今回の成果により、ヒューマノイドロボットは特定環境向けに調整された機械から、未知の生活空間に即座に適応できるシステムへと移行しつつある。同社は引き続きデータ収集と演算資源への投資を拡大し、実用化に向けたモデルの開発を進める方針である。

Googleで見つけやすく

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 1

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像