Security Management Conference 2023 Summer ダイヤモンド・ゴールドスポンサー 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2023/11/17 掲載
記事をお気に入りリストに登録することができます。
澤円氏が教える令和のセキュリティ運用、「完璧より現時点最強」を目指すワケ

サイバーセキュリティは専門性が高いこともあり、多くの人々がこの問題から一定の距離を置いている現状がある。しかし、サイバーセキュリティの重要性は広く認識されており、広範かつ深く理解し、一層普及していくことが求められている。圓窓の代表取締役である澤円氏は、サイバーセキュリティについて一般の人々も理解し「サイバーセキュリティの語り部」となれるよう、具体的なエピソードやキーワードを明解に紹介した。

情報を持ち、共有していくことがサイバーセキュリティの防衛策となる

 澤円氏は、過去に日本マイクロソフトの業務執行役員を務め、現在は企業顧問や大学教員として、多様な分野で活動を展開している。澤氏はテクノロジー全般において豊富な経験を有し、サイバーセキュリティ、ビジネスマネジメント、ピープルマネジメント、プレゼンテーションの各分野で深い知識と洞察を持つ。

 サイバー犯罪は利益を生み出すビジネスとなり、コロナ禍によってその規模は一層拡大し、手口もさらに巧妙化している。これには、人々の移動制限が影響していると澤氏は指摘する。一般的なビジネス活動が制約される中で、サイバー犯罪は比較的安全な収益源として発展してきたのである。「我々としては備えるしかない」と澤氏は強調している。

 澤氏は空手三段の持ち主であり、格闘技を通じて得た知見をサイバーセキュリティに生かしている。彼は、格闘技の世界では体格や力よりも「情報量」が重要であり、知らないこと、すなわち情報の不足はすべて脅威になると語っている。

 加えて、澤氏は個人の知識の増加と知識の共有は最前線の防衛策に直結するとし、1人ひとりが「サイバーセキュリティの語り部」として、受動的でなく、能動的に活動することが安全性を高めると強調した。

 ここからは、語り部としての澤氏が、「上司からLINEのアカウント共有を求められる新人たちと、シャドーITのまん延」「自分は攻撃対象ではないという思考が危険な理由」「運用では、完璧より最強を目指すワケ」などを語る。

この記事の続き >>

  • ・上司からLINEのアカウント共有を求められる新人たちと、シャドーITのまん延
    ・「自分は攻撃対象ではない」という思考は危険、狙うかどうかを決めるのは攻撃者
    ・「運用でカバー」は逆効果。置かれた状況を知り、シンプルな方法で防御する

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ


関連コンテンツ


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます