頻発にもほどがある「ランサムウェア被害」、“最後の砦”の要件と最適解とは?
ランサムウェアでのサイバー攻撃は「バックアップ」が狙われている
一般的なセキュリティ対策では、特定・防御・検知・対応の領域に着目して投資が行われてきたが、ランサムウェアについては侵入を防ぐことはできないという見地に立ち、確実かつ迅速な「復旧」を行う手段、すなわちバックアップが「最後の砦」として特に重要視されている。
ところが、最近の攻撃手法を分析するとサイバー攻撃者は最初のステップでバックアップを狙うようになっており、そうした手法にも耐えうる堅牢なバックアップシステムの構築が求められている。
しかし、ランサムウェア攻撃に対抗するためのバックアップ施策は、不正侵入防止、エアギャップ、不変ストレージ、異常検知、マルウェアスキャニング、など非常に多岐にわたり複雑化しているため、簡単には手を出すことができない。例えばバックアップサーバーの構築1つをとっても、汎用OSでは侵入を許してしまっているのが実態であり、専用OSで堅牢性を高めなければならないのだ。
では、どのような対策を講じればサイバー攻撃から確実に復旧できるのか。必要となる5つの要件と、それに対応する環境作りについて解説する。
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・確実なデータ保護と回復を実現するために必要な5つの要件
・万全な保護と復旧を「シンプル」にすべき理由
・ランサムウェア対応は「迅速に」
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