Teamsでのファイル共有が情報漏えいに? クラウド利用で見落としがちな社外ユーザー対策
- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
外部とのコラボレーションで高まる「情報漏えい」と「データ損失」のリスク
一方、こうしたオンラインでの外部コラボレーションでは、セキュリティリスクも大幅に高まる。たとえばリアルのオフィスに外部の人間を招く場合は、IDカードで立ち入りエリアを制限し、入退館も厳密にチェックできる。もちろんオンラインでもゲストユーザーのアクセス管理機能は提供されているが、物理オフィスと同レベルの厳格な入退室管理を、デジタルネットワーク上で完璧に実施することは実に困難だ。
もしオンラインで、ゲストユーザーの出入りや行動を的確に制御できなければ、どうなるか。情報を勝手に閲覧されたり、持ち出される「情報漏えい」や、情報を改ざん・破棄される「データ損失」のリスクが大幅に増大する。さらには、最初からゲストユーザーを申請せずにファイル共有するような、抜け道を使おうとする悪質なエンドユーザーの存在にも、目を光らせなくてはならない。
では、外部とのスピーディで安全なコラボレーションを妨げない、現代のクラウドセキュリティとは、いったいどんなものなのか。次章からは、企業・組織で広く利用されているMicrosoft 365環境でのケースを例に、その考え方や実践ポイントをご紹介しよう。
この記事の続き >>
-
・「ユーザーの出入り」と「ユーザーの行動」の2点に着目すべき理由
・Microsoft 365を「1棟のビル」と考えると見えてくる必要な対策
・クラウドだからこそデータ防衛に「バックアップ」が不可欠
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!