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  • 2025/06/13 掲載

決済事業者の次の勝敗が決まる? Visa・Mastercardが導入「AIエージェント決済」の実力

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AIが「支払いボタンを押す」時代がやってくる。PDFの請求書を読み取り、内容を理解し、自ら優先順位をつけて送金まで実行する可能性もある。そんな“実行型AI”が、すでに金融の現場で動き始めている。ビザ(Visa)やマスターカード(Mastercard)、スタートアップ各社の最新動向をもとに、銀行の業務構造や信頼の定義すら変えてしまう決済の未来を徹底解説。AIが「振り込む」その日、銀行に求められる役割とは?
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AIが決済を実行する時代とは?
(Photo/Shutterstock.com)

AIが「決済を実行する」時代が始まろうとしている

 銀行業務において、AIはこれまで「データを分析する存在」であり、「人間の意思決定を支援する存在」にとどまってきました。

 しかし今、AIはその役割を静かに、確実に変えつつあります。決済を「支援するAI」から、「実行するAI」に着実に変わってきつつあります。

 AIが「人間に代わって」決済を行うということは、銀行がこれまで積み重ねてきたリスク管理、信頼構築、意思決定の在り方に対して、本質的な再定義を迫るものです。

 本稿を通じて、AIエージェント決済という新たな潮流がもたらす可能性と課題を多角的に捉え、これからの銀行にとって何が最も重要な論点となるのかを、具体的かつ現実的に読み解いていきます。

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そもそもAIエージェント決済とは何か?
【次ページ】AIエージェント決済とは何か?
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