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  • 2021/12/16

米国株投資、どの商品が良いか? 楽天証券・篠田氏が語る「おすすめ銘柄」とは

良好な市場環境を受け、米国株に大きな注目が集まっているが、米国株に投資すると言っても、投資信託や上場投資信託(ETF)を購入する方法もあれば、直接株を購入する方法もあるなど、投資手法はさまざまだ。同じ米国株投資でも、投資の仕方によってパフォーマンスは大きく異なるため、ここでは、損をしないために知っておくべき投資手法別の米国株投資の特徴を解説したい。

執筆:楽天証券経済研究所 ファンドアナリスト 篠田 尚子

執筆:楽天証券経済研究所 ファンドアナリスト 篠田 尚子

慶應義塾大学卒。銀行にて個人向け資産運用相談業務、投信評価会社にて投資信託の評価・データ分析・市場調査等のアナリスト業務に従事したあと、現職。新聞やマネー誌等各種メディアで投資信託についての多くのコメントを手掛けるほか、投資教育にも積極的に取り組んでいる。

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注目集まる米国株投資、投資するならアクティブ型か? インデックス型? それともETFか…?
(Photo/Getty Images)

「米国株フィーバー」に沸いた2021年

 2021年の投資信託市場は、米国株式ファンド一色だったと言っても過言ではないだろう。S&P500指数に代表されるインデックス連動型は、つみたてNISAの定番銘柄として確固たる地位を確立したほか、アクティブ型でも、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の残高がシリーズ4本で計3兆円弱という驚異的な水準まで迫っている。

 さらに、米国の取引所に上場する米国ETF(上場投資信託)も、取引時間中にリアルタイムで売買ができる即時性や、豊富な銘柄数を理由に個人投資家の人気を集めている。

 米国株式ファンドがこれほどまでに人気を集めている背景には、言うまでもなく、良好な市場環境が大きく関係している。いつの時代も、マーケットの浮き沈みと投資信託の人気には一定の関係性が見られ、こうした事象そのものは、世界的にも決して不自然なものではない。

 しかし、相場が良いときというのは、総じて冷静さを欠いてしまいがちでもある。一口に「米国株式ファンド」と言っても、先に挙げた通り、現在はさまざまな種類の商品が展開されている。

 たとえば、インデックス連動型やアクティブ型、特殊な商品設計のレバレッジ型、さらには投資信託ではなく、米国株式を投資対象とする上場投資信託(ETF)など、米国株に投資する際の選択肢は幅広い。

 そこで、それぞれの特性を理解し、状況に応じて使い分けができるよう、米国株に投資する際のそれぞれの選択肢について、解説していきたい。

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米国株フィーバーに沸いた2021年、投資ならどんな方法が良いか?
(Photo/Getty Images)

米国株投資・インデックス連動型の実力

 これから米国株投資にチャレンジする投資初心者なら、まずは市場全体を網羅したインデックス連動型を押さえておくと良い。というのも、米国株式というカテゴリーは、継続的に市場平均を上回るアルファ(超過収益)を獲得しているアクティブファンドが少ないためだ。

 米国株市場には、時代ごとに成長性の高い企業が時価総額上位に名を連ね、敗者は自動的に退場していくという自浄作用が働いている。したがって、「平均点」を上回り続けることが難しいのだ。であれば、インデックス連動型投信、またはETFを米国株投資の入口とした上で、エッジのきいたアクティブ型やETFでポートフォリオに追加的な「味付け」をしていけば良い。


 近年は、つみたてNISAを中心にS&P500指数連動型が高い人気を誇っているが、分散投資の観点では、より広い銘柄群を網羅した「全米株式型」をおすすめしたい。いずれもつみたてNISAの適格商品で、保有コスト(信託報酬)が安く、投資初心者が米国株投資の第一歩を踏み出すのにはちょうど良い。

 そのほかのインデックスでは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)や、ハイテク株が中心のNASDAQ100、NASDAQ次世代50なども展開されているが、指数を構成する銘柄数が少ない分、値動きが上下に振れやすいという点には注意したい。

米国株投資・アクティブ型の実力

 前述した通り、米国株式は、日本株などと比べて継続的に超過収益を獲得することが難しい。したがって、アクティブ型のラインナップも、中小型株のほか、ハイテク株やネット関連企業など特定の投資テーマに基づいて銘柄を選定するタイプが目立つ。

 テーマを絞らず、幅広い投資対象とするタイプとしては、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」シリーズ(アライアンス・バーンスタイン)や、「農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね」(農林中金全共連アセットマネジメント)などが中長期にわたって安定したリターンを獲得している。

 商品を単体で保有するのも良いが、インデックス連動型との「併せ持ち」を実践しても良いだろう。

【次ページ】米国株投資・注目を集めるレバレッジ型の実力とは?おすすめ銘柄も紹介

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