• 2026/03/01 掲載

20万円が25万円に…元国税職員が教える、知らないと損する「リボ払い」の仕組み(3/3)

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「リボ払いがお得!」よく聞くが…実際どういう仕組みなのか

梅田編集:クレジットカードに関連して、よく「クレジットカードのリボ払いがお得!」というような宣伝文句も見聞きします。「リボ払い」ってどんな払い方なんですか? リボルバーで弾を何発も連発するように、「一気に気前よく支払う」的な意味……?

小林先生:……リボ払いとは正しく言うと「リボルビング払い」。梅田さんの言うとおり、「リボルバー」という言葉の元になった、回転するという意味の「リボルビング」という動詞から派生した言葉です。

梅田編集:ちょっと合ってた!

小林先生:ただし、一気に払うことではありません。リボ払いとは「月々の支払い額を、利用残高に関係なく一定に決めて支払うこと」です。

梅田編集:どういうことですか?

小林先生:つまり、20万円の商品を買ったとき。「リボ払いで毎月5,000円払う」という契約にすると、その買い物代金の返済分については、クレジットカードから毎月5,000円しか払わなくていいんです。ただし、この5,000円に高い手数料が上乗せされるため、支払う総額は割高になります。たとえば、20万円の商品を買って総額25万円を支払う、なんてこともあり得ます。

梅田編集:「25万円-20万円」で5万円。つまり、それがリボ払いを利用したときの手数料ということですね?

小林先生:そう。これは、20万円の商品を「年間手数料率15%、毎月5,000円払い」で買った場合のシミュレーションです。買い物代金の返済分と手数料分を合計すると、ざっと25万円になります。手数料率15%は高いと思われるかもしれませんが、実際、カード会社のWebサイトなどには「年間手数料率は15%」などと書かれています。

梅田編集:すみません、年間手数料率ってなんですか?

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超改訂版 すみません、金利ってなんですか?』をクリックすると購入ページに移動します
小林先生:この手数料率というのは、実質的には金利と同じととらえてください。「年間手数料率が15%」とは、「毎月の未返済分に対して年間15%、つまり1カ月あたり15%÷12の金利が加算される」という意味。なので、リボ払いを使って返済期間を延ばすほど、「毎月の固定支払い額+残高×1カ月分の金利」を払っていくことになり、支払い総額は高くなるというわけです。

梅田編集:毎月毎月余計に払うことになるのはもったいないですね。なんだかリボ払いってイメージしてたのと違って怖い……。

小林先生:そうです。だから、高額の買い物をしたくなっても、リボ払いではなく2回程度の「分割払い」がおすすめです。リボ払いはよほどうまく使わない限り、使う人にとっていい結果にはなりにくいでしょう。

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