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- 2026/02/27 掲載
街宣車で嫌がらせも…それでも「15年で8倍」成長、奈良の運送会社2代目の「壮絶人生」
連載:「日本の物流現場から」
Pavism 代表。元トラックドライバーでありながら、IBMグループでWebビジネスを手がけてきたという異色の経歴を持つ。現在は、物流業界を中心に、Webサイト制作、ライティング、コンサルティングなどを手がける。メルマガ『秋元通信』では、物流、ITから、人材教育、街歩きまで幅広い記事を執筆し、月二回数千名の読者に配信している。
約15年で「規模8倍超」に急成長
奈良県奈良市を本社とするフジトランスポートは、倉庫業や3PL(サードパーティー・ロジスティクス:荷主に代わり物流業務を代行すること)を手掛けていない。グループ企業を含めた国内拠点数は150カ所、これとは別に、29カ所の整備拠点を保有している。(ともに1月19日時点)ホールディングカンパニーである、フジホールディングスにおける、2025年6月期の売上は798億円で、従業員数3739人、保有車両台数3430台。正確な統計は存在しないため、断言はしにくいのだが、運送業に特化した「純粋な運送会社」としては、日本最大の企業であろう。
また15年余りで保有車両台数を約3000台も増やし、その経営規模は8倍以上に伸ばす、急成長企業である点も注目されている。
これだけの企業に育て上げた松岡氏とはどんな人物なのだろうか。実は過去を振り返ると、想像以上の苦労を重ねていた…。
労働争議で“街宣車”に“批判ビラ”も…激動の1990年代
フジトランスポートを率いる松岡氏は、父が経営していた富士運輸を継いだ2代目社長である。育ちの良さそうな柔らかな笑みがメディアでたびたび取り上げられることもあり、中には「2代目のボンボンなんでしょう?」と勝手な想像をしている運送業界関係者もいるようだ。だが実情はまるで違う。第2創業の辛酸を嘗(な)め尽くした苦労人である。
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