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- 2026/02/26 掲載
Google、フィジカルAIのIntrinsicを傘下に「ロボット版AndroidとGemini」視野
Geminiの「フィジカルAI」の実用化を加速、ハードウェアの壁を越えた「ロボット版Android」の構築を目指す。
Googleが傘下に収めたIntrinsicは、どのような企業か
Intrinsicは2021年にAlphabetの実験的プロジェクト部門である「X」から独立し、産業用ロボット向けのソフトウェア開発に取り組んできた企業である。伝統的なハードウェアメーカーではなく、AIソフトウェアプラットフォームに特化しており、専門的なプログラミングのチームを持たない企業でもロボット技術を容易に導入できる環境の提供を目標としている。同社の中核技術は機械学習を活用したソフトウェアであり、手作業での細かなコード入力を必要とせず、デモンストレーションやシミュレーションを通じてロボットに新しいタスクを学習させることができる 。Intrinsicが提供するWebベースの開発およびシミュレーション環境「Flowstate」では、「skills」と呼ばれるロボット行動のビルディングブロックを組み合わせる開発手法が採用されている。
これにより、部品の認識や力覚センサーを用いた繊細なハンドリング、動作コードの自動生成など、高度なロボット操作を迅速に実装可能にした 。結果として、プロジェクトごとに発生していた数百時間もの手作業によるプログラミング時間を大幅に削減できるとされる。実際にイタリアのロボットメーカーであるComau社は、このプラットフォームを利用して自動車向けエネルギー変換器の剛性部品の組み立てテストを実施している。
また、IntrinsicはDeepMindの先端プロジェクトにも深く関与し、複雑なアルゴリズムをロボットアームの正確な動作に変換する能力を有している。約5年間にわたり独立したAlphabetの子会社として運営されてきたが、自社の技術をさらに拡大するためにはGoogleのクラウド基盤やAIプラットフォームとの統合が不可欠であった 。今回の統合により、Intrinsicは独立したグループとしての活動を維持しつつも、「Gemini」や「Google Cloud」の能力を全面的に活用し、Google DeepMindと緊密に連携する体制へと移行した。
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