• 2026/04/17 掲載

日産自動車が新長期ビジョンを発表、9割にAIドライブを搭載へ

グローバルモデルの約9割にAIドライブ技術を搭載

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日産自動車は新たな長期ビジョン「Mobility Intelligence for Everyday Life」を発表し、AIを中心に据えた「AIディファインドビークル(AIDV)」を事業の中核に位置付けた。将来的にグローバルモデルの約9割にAIドライブ技術を搭載する。同時に、モデル数を約2割削減して事業効率を高め、日本、北米、中国を重点市場として販売体制を再構築する。
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(画像:日産自動車)
 日産自動車は4月14日、経営再建計画の先を見据えた新たな長期ビジョン「Mobility Intelligence for Everyday Life」を発表した。事業戦略の中核には、人工知能が車両の制御や安全技術を司る「AIディファインドビークル(AIDV)」を据えている。同社は次世代の高度な車両制御技術や先進運転支援システムの開発を進め、将来的にグローバルで展開するラインアップの約90%にAIドライブ技術を導入する目標を掲げた。

 具体的な技術展開として、日産は英国の自動運転AI開発企業Wayve社との提携に基づく次世代運転支援技術「ProPILOT」を2027年度に日本国内で実用化する。カメラやレーダー、LiDARから得た情報を基にAIが道路状況をリアルタイムに認識し、複雑な交通環境において熟練ドライバーのような車両制御を実現する。

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【図版付き記事はこちら】日産が長期ビジョン「Mobility Intelligence for Everyday Life」発表、AIDV車を9割へ(図版:ビジネス+IT)

 事業構造の面では、グローバルで展開する車種を現在の56モデルから45モデルへ約20%削減する。低収益の車両を整理し、開発や生産の効率を引き上げる。重点市場には日本、北米、中国の3地域を指定し、2030年度までに米国と中国でそれぞれ年間100万台、日本国内で年間55万台の販売実績を構築する計画だ。その他の地域はこれらのリード市場での成果を活用し、各国の需要に合わせた展開を図る。

 車両の電動化戦略も見直した。特定の動力源に偏らず、各市場の状況に即した現実的なアプローチへ転換する。自社のハイブリッドシステム「e-POWER」を幅広く展開しつつ、大型のフレーム車向けハイブリッド技術を新規開発する。プラグインハイブリッド車やレンジエクステンダー車もパートナー企業との連携を通じて市場に投入する。バッテリーコストの削減や全固体電池の開発といった次世代技術の研究は並行して継続する。

 同日の発表会では、ビジョンを具現化する新型車として「エクストレイル/ローグ e-POWER」および欧州向けの「ジュークEV」の外観を公開した。さらに、米国向けのSUV「エクステラ」や日本市場向けの新型「スカイライン」のティザー画像も披露し、新たな商品群の方向性を提示した。

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