- 2025/10/27 掲載
ついにお披露目の日産「新型リーフ」、ドライバー視点で見た“超進化したある性能”
連載:EV最前線~ビジネスと社会はどう変わるのか
1955年(昭和30年)生まれ。玉川大学工学部機械工学科流体工学研究室卒業。1978~81年フォーミュラレースに参戦、81年にFJ1600で優勝。84年からフリーランスライター。著書29冊。一般社団法人日本EVクラブ理事。NPOトリウム熔融塩国際フォーラム会員。日本モータースポーツ記者会会員。公益社団法人自動車技術会会員。自動車を含め環境やエネルギー問題に取り組む。
新型リーフ「3代目」の実力とは
日産が3世代目となる新型リーフの日本仕様を正式発表した。これに先立ち、神奈川県横浜市で実施する自動運転モビリティサービスの実証実験も発表した。日産は2010年に、量産市販の電気自動車(EV)リーフを発売した。前年、三菱自動車工業が軽自動車のEVであるi-MiEVを発売したが、登録車のEVとして世界に先駆けたのは日産だ。それから15年を経る間に、初代誕生から世代を重ね3代目の発売に至ったEVは、世界的にもリーフのみである。
中国製EVの台頭が盛んに伝えられる現在だが、3代目を迎えたリーフはどう進化したのだろうか。
経営不振による社長交代や、追浜工場の閉鎖といった話題で先行きを心配させた同社であるが、筆者は新型リーフに、次世代へ向けた布石が着実に進められている様を見た。具体的にそれはどういうことか。詳しく見ていこう。 【次ページ】「崖っぷち」日産の「次への布石」と言えるワケ
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