- 2026/07/28 13:41 掲載
中国BYDが日本専用軽EV「RACCO」発売、実質199万5,000円、海外初の軽規格・世界初SDV
価格は「RACCO 200」が214万5,000円、「RACCO 300Plus」が239万8,000円、「RACCO 300Premium」が249万7,000円。国のクリーンエネルギー自動車(CEV)補助金は全車一律15万円で、最廉価車の補助金適用後価格は、車両価格ベースで199万5,000円となる。
次世代自動車振興センターの7月23日時点の一覧では、BYDの既存EVの補助額は15万円。一方、日産自動車「サクラ」とホンダ「N-ONE e:」は58万円で、差は43万円に上る。補助額は車両性能に加え、充電インフラ、供給の安定性、サイバーセキュリティ、整備体制なども評価して決める。
価格競争では国産勢も強い。日産サクラSは244万8,600円で、58万円の補助金を差し引くと186万8,600円。RACCO 200より12万6,400円安い。ただ、一充電走行距離はサクラが180キロメートルなのに対し、RACCO 200は210キロメートルとなる。
売れ筋のスーパートールワゴン型を採用し、両側電動スライドドアを全車に標準装備した。普通充電は最大6kW、急速充電は最大50kWに対応。V2HとV2Lも備え、停電時などに車載電池の電力を住宅や家電へ供給できる。
保証は一般車両が6年または15万キロメートル、駆動用電池などが8年または16万キロメートル。有償で電池容量保証を10年または20万キロメートルまで延長できる。据え置き型ローンでは、RACCO 200を月額1万9,300円からとするプランも用意した。
BYDの劉学亮副総裁は発表会で、軽自動車は日本独特の市場だと説明した上で、「皆さんに手の届きやすい価格を設定させていただきました」と述べたという。
全国軽自動車協会連合会によると、2025年度の軽四輪新車販売は168万8466台だった。BYDは補助金で43万円の差を抱えながら、100万円台の実質価格と最大320キロメートルの航続距離で国内最大級の量販市場に切り込む。販売網と整備体制への信頼をどこまで高められるかが焦点となる。
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