- 2026/08/18 08:00 掲載
テスラがハンドル・ブレーキの無い自動運転専用車「サイバーキャブ」の公道投入を準備
テキサス州オースティンにて従業員向けの試乗プログラムを開始へ
サイバーキャブは人間のドライバーが直接運転することを前提としない専用設計車両であり、車内にはステアリングホイールやアクセルおよびブレーキペダルが一切搭載されていない。テスラはハードウェアの製造からAIおよびロボティクス領域への事業構造の転換を掲げており、サイバーキャブの投入はその戦略の重要なマイルストーンに位置付けられている。すでに2026年6月の段階で生産バージョンのサイバーキャブを用いた公道での走行テストを開始しており、ギガファクトリー・テキサスにおいて同年後半からの本格的な量産体制の構築を目指している。
これまでテスラは、既存の市販モデルである「モデルY」に独自開発の自動運転ソフトウェアを搭載した車両を用い、オースティンやダラス、ヒューストンといったテキサス州の一部地域で試験的な配車サービスを運用してきた。今回の報道内容に沿って計画が進めば、従来の市販車ベースの試験運用から、完全な自動運転を前提に開発された専用車両によるサービス提供へとフェーズが移行することになる。
一方で、ステアリングホイールやペダルを持たない特殊な形状の自動運転車両を公道で商業的に大規模運行するためには、米国家道路交通安全局(NHTSA)をはじめとする交通当局の安全基準を満たし、特別な免除措置や州ごとの認可を取得する必要がある。現状においてテスラがサイバーキャブの無人運行に必要なすべての規制上の認可プロセスを完了しているかは公表されていない。関係当局への具体的な申請状況や、実際の配車サービスとして稼働する事業規模について、現時点でテスラ側からの公式な声明は出されていない。
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