- 2026/02/21 掲載
【元国税専門官が解説】4~6月に残業した人は要注意…社会保険料が上がる“条件”
お金関係に詳しい元国税専門官ライター。2004年に東京国税局の国税専門官として採用され、以後、都内の税務署、東京国税局、東京国税不服審判所において、所得税・相続税の税務調査や健康保険・年金の管理、不服審査業務などを担当。プライベートでは結婚・息子3人の子育て・住宅購入を経験している。35歳でライターとして独立後、2020年の本書(原本)刊行を機に、YouTubeやセミナーなどでお金に関する発信を行うようになった。学生時代に70万円超の布団をローンで買わされそうになったりするなど、決してお金に強かったわけではないが、その分「お金のことがよくわからない人」の悩みにとことん寄り添うことを信条としている。著書に、15万部のベストセラーとなった『すみません、金利ってなんですか?』(小社刊)のほか、『元国税専門官がこっそり教えるあなたの隣の億万長者』(ダイヤモンド社)、『相続税調査でわかった 富裕層が大事にしている「お金の基本」』(講談社+α新書)など多数。
「説明された内容、覚えてない」…複雑すぎる“将来への備え”
梅田直希編集(以下、梅田編集):小林さん、「保険」について伺ってもいいですか?小林義崇先生(以下、小林先生):保険、ですか?
梅田編集:2年前、プライベートで大きな変化がありました。子どもが生まれて、父親になったんです。それで「生命保険」に入りました。ただ、その仕組みについてすっかり忘れてしまっています。説明を聞いたときは、なんとか理解していたつもりなんですが、いかんせんややこしく……。
小林先生:私の専門は税関係ですが、保険についても一応全般的にはおさえています。というのも国税局時代、よく窓口に保険に関する税金の扱いについて尋ねてこられる方もいたので、知識として必要でしたから。
梅田編集:じゃあさっそく教えてください、保険の基本について!何を知っておかないといけないんでしょう?
保険の本質は「何かあったときの保障」
小林先生:そもそも保険は2つに大別されます。「公的保険」と「民間の保険」です。1つ目の公的保険は「社会保険」と呼ばれることもあります。これは前に説明したとおり、会社員であれば、会社に入って働き始めるときに会社側が加入の手続きをしてくれるものです。「年金」と「健康保険」の2本柱からなっていて、感覚としては「自動的に入る」感じですね。2つ目の民間の保険は、そのまま民間の運営ですから、入るも入らないも完全に任意です。梅田編集:公的保険は強制加入なので選ぶ必要がないけれど、民間の保険は「入る・入らない」に加えて、「入るならどれに入るか」を選ぶことになりますよね。
小林先生:はい、種類もたくさんありますよ。保険の本質は「何かあったときの保障」です。だから「もしものときの備えなんていらない」という人もいれば、「手厚く保障してほしい」という人もいます。また、その人ごとにダメージを受けると困ることって異なりますよね。その分、種類も豊富にあるんです。
梅田編集:ニーズの分だけ民間の保険は存在する、と。
小林先生:珍しいものだと、「ゴルファー保険」の「ホールインワン補償」というものまであります。ゴルフでホールインワンを達成するとキャディさんやゴルフ仲間にお礼をしないといけないという習わしがあるので、これに備えた補償です。
梅田編集:へえ、そんなニッチな保険まで。僕は生命保険に入ったのですが、代表的な民間の保険にはどんなものがあるんですか? 【次ページ】医療や火災、民間の保険はいずれも任意だが「例外」あり
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