- 2026/08/20 06:50 掲載
【比較】三菱重工・IHI・川崎重工、実はドル箱「航空エンジン特需」の勝ち組はどこか(2/4)
【比較】三菱重工・IHI・川崎重工の最新決算を分析
航空・防衛・宇宙セグメントでは、売上収益が前年同期の2,605億円から2,860億円へ増加し、事業利益も288億円から324億円へ伸びた。民間機は出荷機数の増加と円安が追い風となり、防衛・宇宙も工事進ちょくで増収増益になった。
IHIも強い。売上収益は前年同期比10.9%増の3,745億円、営業利益は3.5倍の732億円だった。営業利益には不動産売却益400億円が含まれるものの、これを除いた営業利益も前年同期の208億円から331億円へ増加。
民間エンジンや原子力などの成長事業に加え、安定収益事業の伸長が寄与したとしている。航空・宇宙・防衛では、為替や民間エンジンのアフターマーケットの堅調な推移によって増益となった。
川崎重工も負けてはいない。売上収益は前年同期比11.3%増の5,436億円、事業利益は74.3%増の358億円。売上収益と各利益はいずれも第1四半期として過去最高となった。
2027年3月期通期では航空宇宙システムの売上収益7,200億円、事業利益720億円を見込んでおり、前期実績の6,136億円、624億円からさらに伸ばす計画だ。通期計画では売上収益が前期比1,064億円増える計算になる。
単純な全社売上高ランキングだけでは、この3社の航空エンジン事業の「強さ」は測れないのである。
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