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- 2026/09/10 06:50 掲載
成城より「亀有・金町」? 路線価は10年で約2倍に…東京の“東側”が選ばれ始めたワケ(2/3)
【路線価比較】世田谷が上昇、亀有では10年で約2倍の地点も
象徴的なのが、2026年7月1日に国税庁が発表した2026年分の路線価だ。小田急線側の代表格である成城は、長年にわたって高級住宅地として知られてきた。
しかしこのエリアでは相続税負担などを背景に、土地の売却を考える住民も多いという。土地をマンション用地として売却したり、分筆して比較的手ごろな住宅として販売したりするケースも見られ、空き地も目につくとのことだ。
一方で、東京東側ではさらに大きな変化が起きている。7月1日のNHKの報道によると、東京東側では路線価が大きく上昇しており、葛飾区の亀有では、この10年で約2倍になった地点もあるという。つまり、東京東側では、この10年で土地の評価が大きく上昇した地点も出てきていることになる。
葛飾区の事例として紹介されたのが、JR常磐緩行線・亀有駅から約400メートルの住宅地だ。亀有では、地価上昇に驚く住民の声も紹介されている。古くから住んでいた人が土地を売却して転居し、その跡地にマンションやビルが建つ。そこへ地域外から新しい住民が移り住む。そんな変化が起きているという。
その半面、自治会に加入する人が減るなど、地域の課題も生まれている。街の更新が進む中、建物だけでなく住民構成そのものも変わりつつあるのだ。
成城の人気が落ちたわけではない。それでも、「西側の高級住宅地が強く、東側は割安」という従来の東京の住宅地イメージだけでは説明できないほど、足立区や葛飾区の評価は変わってきた。では、なぜいま常磐緩行線沿線に人が集まっているのだろうか。
【人口比較】亀有・金町の人口増…データに見る“人気の正体”
変化は地価だけではない。JR東日本の常磐緩行線・亀有駅、金町駅、さらに東京メトロ千代田線の北千住駅、綾瀬駅、北綾瀬駅周辺では近年、不動産価格が上昇している。足立区や葛飾区では人口も増えている。
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