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  • 2026/01/25 掲載

エアバスが中国UBTechの人型ロボットを製造ライン投入へ、働くロボット初号機の本命は?

2026年働く汎用ロボットがいよいよ現場へ、欧米中国ロボット市場の最新動向

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欧州の航空機大手エアバスが、中国のロボット開発企業UBTech Robotics社の産業用ヒューマノイドロボット「Walker S2」を購入し、自社の航空機製造現場での試験的な統合・活用を進める契約を締結した。UBTechの「Walker S2」は、初の量産型の「働く人型ロボット」であり、産業用途に特化した汎用ロボットとされる。この報道によりUBTech社の株価が一時急騰するなど、市場も反応している。両社はロボットの導入を通じて、航空機製造プロセスへの適用可能性を探る方針を示している。
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(画像:ビジネス+IT)

バッテリーを自分で交換、初の量産型ロボWalker S2とは?

中国UBTechが提供するWalker S2は身長約1.76m、重量約70kgのフルサイズ人型ロボットで、高度なセンサーやAI駆動の自律制御を備え、物体の把持や歩行、周囲環境の認識が可能な設計となっている。これらの機能により、従来の固定式ロボットでは対応が難しい空間や作業にも柔軟に対応できるという特徴がある。また自らのバッテリーを交換できる点も注目されており、その汎用性の高さから最も量産に近い汎用人型ロボットとして注目を集めていた。

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初の量産型汎用ヒューマノイド「WalkerS2」とは?(図版:ビジネス+IT)

導入されるロボットの具体的な台数や契約金額、納入時期については公表されていないが、エアバス側は工場内での検証を進め、将来的な製造工程への本格的な統合可能性を探る計画だ。

この契約は単なる機器購入にとどまらず、両社が今後もヒューマノイドロボットの航空機製造工程への適用範囲を共同で拡大する可能性を含む協力関係を築くものであるとされる。航空機製造は極めて高い品質基準と安全性を要するため、人型ロボットの実運用に向けた性能検証が重要なポイントとなる。



UBTechロボット受注数は200億ドル超、2026年に1万台へ

UBTechは今回のエアバスへの供給を受けて香港市場で株価が上昇し、同社株は取引中に最大8%程度上昇し、10月以来の高値を付けた。これは国際的な産業用ロボット需要の高まりを背景に、同社製ヒューマノイドへの市場評価が高まっていることを示す動きとみられている。

UBTechは2025年における同社のWalkerシリーズの受注総額が14億元(約2億米ドル)を超え、2026年には年間生産能力を1万台規模に引き上げる計画を掲げている。

エアバスとの契約は、同社が半導体大手Texas Instruments(TI)との提携に続き、航空機製造という高度な国際的製造ラインに進出する重要なマイルストーンとなる。



航空機業界でのこうした人型ロボット導入は、従来の産業ロボットと比べて柔軟性の高い作業が可能とされる一方、実運用における安全性や経済性の検証が今後の課題となる。

また、グローバルな製造現場でのヒューマノイドロボットの実装事例が増えることは、産業用ロボット市場全体の技術革新や需要拡大に影響を与える可能性がある。

【次ページ】働くロボットがいよいよ現場へ、2026年本命人型ロボットはこれだ!
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