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  • 2026/02/06 掲載

ホンダ、米Mythicに出資し次世代SDV向けAI半導体共同開発

車は走るAIへ、次世代SDV実現に向けたAI演算性能の向上と消費電力抑制を両立を狙う

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本田技研工業(ホンダ)は米国のAI半導体スタートアップ企業「Mythic」への出資を発表し、ソフトウェアデファインドビークル(SDV)向けの高性能AI半導体(SoC)の研究開発を、ホンダの研究開発子会社と共同で進めると明らかにした。Mythicの省電力性の高いAI処理技術を活用し、SDV実現に向けたAI演算性能の向上と消費電力抑制を両立させることを狙う。
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(画像:ビジネス+IT)

ホンダと米Mythic、次世代SDVに向けたAI半導体共同開発へ

 ホンダは2026年2月4日、SDV向けの高性能SoC開発に向けて、米国のAI半導体メーカー「Mythic」への資本参加を行い、ホンダ側の研究開発部門と共同で車載向けSoCの研究開発を進めることを発表した。

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ホンダ×Mythic提携:次世代SDVのAI半導体共同開発へ(ビジネス+IT)

 Mythicは独自のアナログ処理ベースのAI演算アーキテクチャを有し、演算能力と省電力性を両立させる技術を持つ企業であり、この技術を活用することで車載AI処理システムの効率化を図る。

 SDVは車両制御や運転支援機能をソフトウェア中心に実装する次世代車両技術であり、大量データ処理が必要となるAI演算性能の向上と、搭載するバッテリー容量に制約がある自動車特有の消費電力課題を同時に解決することが求められる。 Mythicのアーキテクチャは、演算とメモリを統合することで従来のデジタル処理方式より高いワット当たり性能を実現する点が特徴とされる。

 またホンダがMythicとの提携で最も注目しているのは、人間の脳の仕組みに着想を得た「ニューロモルフィックSoC」という技術。現在の自動運転技術は、高度なAI演算を必要とする一方で、膨大な電力を消費し、発熱の問題も抱えている。

 Mythic社はこの課題を解決するため、フラッシュメモリ内でアナログ演算を行う「アナログCiM(コンピューティング・イン・メモリ)」技術に強みを持つ。この技術は、プロセッサとメモリ間のデータ移動を最小限に抑えることができ、従来のデジタル演算と比較して圧倒的な省電力化と高効率なAI処理を両立させることが可能となる。

 今回の出資は、ホンダがSDVの中核となる高性能AIシステムを内製化しつつ、外部技術との協業による技術強化を進める戦略の一環であり、車載SoCの処理能力向上と同時に電力効率の改善を図る取り組みとなる。

 また、ホンダは既に米国の他AI企業への出資・協業も進めており、AI関連技術の導入を加速している。

ホンダやトヨタも狙う「次世代SDV」の最新動向とは?

 世界の自動車産業は現在、ハードウェア中心からソフトウェアが価値の源泉となる「SDV(Software-Defined Vehicle)」へと劇的なパラダイムシフトの渦中にある。市場予測によれば、世界のSDV市場は2026年の約4,700億ドルから、2036年には1兆1,900億ドル規模にまで拡大すると見られている。

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