- 会員限定
- 2026/03/30 掲載
フォード・GMら“巨額赤字”に共通する「EVの罠」とは?中国勢が笑う“業界のリアル”
執筆のメインフィールドは自動車関係。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。特にインタビューを得意とする。見えにくいエンジニアリングやコンセプト、魅力などを分かりやすく説明できるよう心掛けている。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を約10年経験。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員、自動車技術会会員、環境社会検定試験(ECO検定)。
自動車メーカーはここにきて「赤字続々」
これほど多くの赤字が出たのは、色々な理由があります。日産は、米国での業績不振を元にしたリストラが原因ですし、ルノーは、そんな日産に足を引っ張られた格好です。ただし、ステランティス、GM、フォードには、ほぼ同じ理由があります。それがEV戦略の変更です。
ステランティス、GM、フォードは、近年のEVシフトの世界的な風潮に対して積極的に対応してきました。大きな目標を掲げ、大きな投資も行っています。ステランティスは、2022年に「Dare Forward 2030」を発表し、2030年までに75車種以上のEVをラインナップし、世界年間販売500万台を目標に掲げました。GMは、その前年である2021年に、2035年までにすべての小型車をEVにすることを目標にし、フォードも同2021年の「Ford+」にて、2030年までに販売の40%以上のEV化を目標に設定していたのです。
ところが、この野心的なEV推進シナリオは、ある“世界的な風向きの変化”によって突如として崩れ去ることになります。ここからは、数兆円規模の特別損失を出してまで各社が断行した「急ブレーキ」の全貌に迫ります。
GMもフォードも…赤字の裏にある「やむを得ない事情」
ところが、2024年後半から昨年にかけて、「どうも思ったようにEVシフト」が進んでいないことに、世界中が気付きます。さらに悪いことに2025年に就任したトランプ大統領は、気候変動対策に反対しており、エンジン車の排気ガス規制緩和など、EV普及に反対する姿勢を見せています。
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
自動車・モビリティのおすすめコンテンツ
自動車・モビリティの関連コンテンツ
PR
PR
PR