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  • 2018/05/18

ビジネスのボトルネックは今や「ネットワーク」? 大手ネット企業の事例で探る解決策

ネットワークは企業ITに不可欠なインフラだ。業務アプリケーションもクラウドもモバイルも、今や快適かつセキュアなネットワークがなければ利用できない。しかし最近、ネットワークがビジネスの足を引っ張っているケースが少なくないという。一体、ネットワークはどのような課題を抱えているのか。本稿ではネットワークの課題解決に取り組む大手インターネット企業の事例も交えながら、現在のネットワークが抱える課題と解決策を探ってみたい。

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サーバの仮想化と比較し、ネットワーク仮想化は進んでいない。そのぶん“アラ”も目立ち始めている
(©vege - Fotolia)

「ネットワーク」がビジネスの足を引っ張る

 いうまでもなく、ネットワークは企業のITを支える重要なインフラだ。ところが近年、「パフォーマンスやセキュリティ、柔軟性といった観点から考えると、ネットワークがビジネスの“ボトルネック”になっている」という課題をよく耳にする。

 この原因の1つには、サーバの仮想化が進んだことが大きい。サーバ仮想化によって、これまでサーバが抱えていたコストや運用負荷、柔軟性や拡張性の欠如といった課題は解決された。しかしその結果、仮想化が遅れているネットワークの問題がクローズアップされる機会が増加しているのである。

 たとえば、企業買収やグループ再編などの際、複雑化したネットワークが統合や再編の“足かせ”になる可能性がある。組織再編に合わせて、物理的なネットワーク環境の再構築が必要になるからだ。

 また多くの業務システムがWebアプリ化された今、ネットワークはアプリケーションのパフォーマンスにも大きい影響を与える。特に外部にサービスやコンテンツを提供しているなら、急激なトラフィック増加への対応も必要だ。

 さらに、WebのSSL化への対応も求められる。SSL化は証明書の管理と暗号化されたパケットをほどく仕組みをサーバ側に持たせることもできる。しかし、サーバの負荷・手間を考えると、ネットワーク側で対応するのが現実的だ。

 加えて、多くの企業が取り組んでいる業務システムのクラウド化でも、ネットワークが問題になる。最終的にすべてのシステムをクラウド化するとしても、クラウドへの移行過程では、必ずオンプレミス環境とクラウド環境が混在した過渡的な段階がある。IT部門はこうしたハイブリッドな環境でも、十分なパフォーマンスを担保するネットワークを提供しなければならない。

 その解決策の1つとして注目されているのがSDN(Software Defined Network)だ。その名の通り、ソフトウェアによってネットワークを柔軟に定義・制御する技術を指すが、既存のネットワークインフラをSDNで制御するには、さまざまな機能を実装する必要があり、なかなか進んでいないのが現実だ。では、より現実的な解決策はないのだろうか?

この記事の続き >>
・ネットワークの課題が明るみになる中で注目される技術とは
・スケールアップやアプライアンス統合、クラウドへの移行にも対応
・大手インターネット企業も認めた高いパフォーマンスと多彩な製品ラインアップ

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