• 2010/07/23 掲載

液晶一体型デスクトップPCのイメージを打ち破る HP Compaq 6000 Pro All-in-One 新登場!

【緊急レポート】

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デスクトップPCよりも省スペース性に優れ、ノートPCよりも大画面で高性能…と両者の“いいとこどり”を目指した液晶一体型デスクトップPC。これまで各社から様々な製品が発売されてきているが、デスクトップPCとノートPCの2大勢力の狭間にあって、ニッチ製品に甘んじている感も否めなかった。しかし、デスクトップPCの小型化が進み、薄型の液晶ディスプレイが浸透する中でも、省スペースと言うだけに留まらない液晶一体型に対する根強い需要が存在しているのもまた事実である。今回紹介する液晶一体型デスクトップPC「HP Compaq 6000 Pro All-in-One」は、その名の通り、最新テクノロジをオールインワンに凝縮。デスクトップPCやノートPCに対抗しうる第3勢力の旗手にふさわしいプロダクツに仕上がっている。本コンテンツでは、発売されてまだ間もないHP Compaq 6000 Pro All-in-Oneについて、この製品ならではの特長に注目して緊急レポートをお届けする。

液晶一体型デスクトップPCのメリット&デメリットとは?

 まずはおさらいとして、従来の液晶一体型デスクトップPCについて、デスクトップPCやノートPCと比較してのメリット&デメリットを下図にまとめておく。

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●液晶一体型デスクトップPCのメリット&デメリット(これまでのイメージ)


 これまで液晶一体型デスクトップPC導入にあたっては、上記メリット&デメリットを踏まえ、適する部署や業務を十分に考慮する必要があった。しかし、今回ご紹介する「HP Compaq 6000 Pro All-in-One」に限っては、そのパフォーマンスや機能、使いやすさなどすべてにおいて、既存の製品とは比較にならないくらい劇的なレベルアップを果たしており、液晶一体型デスクトップPCであることに特段配慮する必要なく、広範囲なニーズを満足させる高い実力を備えている。(モバイル用CPUや、ビジネス向けのセキュリティ・管理機能をサポートしないホームユースPC用とされるチップセットを採用している液晶一体ビジネスPCが多い中、ビジネス向けのデスクトップPCアーキテクチャーとして高い信頼を得ているインテル(R) Q43 Express チップセットを採用しているのもその一例だ。)

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●液晶一体型だから占有面積も小さくて済む


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クローズアップ!HP Compaq 6000 Pro All-in-Oneならではの特長

その(1):チルト&スイベルに対応。キーボードは台座に収納可能!
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●液晶一体型デスクトップPCのスタンド2方式
 液晶一体型デスクトップのスタンドは大きく2つのタイプに分けられる。1つは、本体が宙に浮く形で頑丈なスタンドに据え付けられるタイプ。もう1つは本体底部を直置きし、背面に“ささえ”を用意するタイプだ(右図参照)。両者ともチルト(上下角)調節には対応するが、後者は構造上スイベル(左右角)ができず、チルトにより奥行きが増大してしまうというデメリットがある。

 構造がシンプルでコストが抑えられることもあり、本体直置きタイプを採用する製品が多い中、HP Compaq 6000 Pro All-in-Oneは、剛性感・安定感の高い前者タイプのスタンドを採用。カンタンに、チルト(90~120度)調節&スイベル調節(360度)ができるため、サイドの光学式ドライブやサイド&背面のUSBポートへアクセスしやすく、接客現場などでお客様に画面をお見せする際も“サッと”スマートにできる。

 また、本体が宙に浮いているため、キーボードはスタンド台座部に収納でき、ペーパーワークなどPC不使用時に机の上をよりひろびろと使える点も、本体直置きタイプにはないメリットだ。更に、VESAマウントアーム規格(100×100mm)にも対応し、ディスプレイアームに取り付けて設置することでさらにデスクスペースを有効に使うことも可能だ。

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●チルト調整が可能    ●360度スイベル調節が可能

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●キーボードをスタンドに収納可能      ●スタンドを外しアーム据え付けで利用も可能



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その(2):キーボード/マウスはワイヤレスも選べる!
 HP Compaq 6000 Pro All-in-Oneの先進性を一番具現化しているのが、ワイヤレスLAN(高速802.11n対応)、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスなど、液晶一体型デスクトップPC必須要素のワイヤレス対応だ(注1)。ネットワーク配線が装備されてなかったり、レイアウトの変更が多いミーティングスペースや教室などでは最適だ。

注1:ワイヤレスLAN、ワイヤレスキーボード&ワイヤレスマウスはオプション選択

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●ワイヤレスキーボード/マウス
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●ケーブル類もスッキリ、内蔵無線LANを使えば、電源ケーブルのみでOK!


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その(3):21.5インチ高解像度ワイド液晶搭載で省スペース性も確保
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●19インチワイドと比較して、こんなに画面が広い!
 既存の液晶一体型デスクトップPCを見ると、ディスプレイサイズは19インチワイドが主流だ。これに対しHP Compaq 6000 Pro All-in-Oneでは、21.5インチワイド(1920×1080ドット)のLEDバックライト液晶ディスプレイを搭載。これだけの広いデスクトップスペースがあれば、ブラウジングしながらの資料づくりなど、マルチウィンドウ作業もラクラクこなせて、業務効率向上に大きく貢献することは間違いない。

 また、フルHD対応の精細な美しい表示はもちろん、輝度や視野角なども十分で、ノングレア液晶によってオフィスの照明の反射を抑えるなど見やすさにも配慮がなされている。大きめのディスプレイ搭載で省スペース性が失われることを懸念される方もいるかもしれないが、本体奥行はわずか22cm(チルト最大時も)で一般的な液晶ディスプレイと何ら変わらない省スペース性を実現している。

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その(4):デスクトップPCのお株を奪う、充実のポート類
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●ロック機能付きポートカバー(矢印)で背面の美観とセキュリティが向上
ツヤ消しタイプの背面パネルは、映り込みもせず落ち着いた雰囲気
 既存の液晶一体型デスクトップPCにおいて弱点の1つとされていたポートの種類や数においても、HP Compaq 6000 Pro All-in-Oneはこれまでの常識をいい意味で覆している。USBポートは左サイドと背面に計7基を搭載。セキュリティ上USBポートを不使用にする場合のためにPS/2ポートも装備。また、デジカメ撮影画像データの取り込みなどの際に便利な「HP 6in1メディアカードリーダー」や外部ディスプレイ表示用ディスプレイポートまで装備するなど、デスクトップと比較しても何ら遜色のないポートを備えている。

 また、背面のポートスペースには専用のロッカブル・ポートカバーが取り付けられるようになっており、セキュリティと背面の美観を高める、心憎い工夫も施されている。

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●充実のポート類


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その(5):他に類を見ない充実ぶりのBIOSは、日本語対応
 意外に地味で目立たない項目ではあるが、BIOSにも注目したい。BIOSメーカー製の、英語表示で機能も少な目なBIOSを搭載する既存製品が多い中、HP Compaq 6000 Pro All-in-Oneでは、自社開発のBIOSを搭載。CPUの省電力機能の設定、USBやLAN、サウンドなど各種デバイスの有効/無効を切り替える機能、起動を制限するパスワードの設定機能など豊富な機能が全機種標準装備となっているほか、日本語を含む12か国語表示から選べるというこだわりようだ。

 更に、特筆すべきはセキュリティ関連機能の充実ぶり。背面コネクタカバーが開けられた時のアラート通知やHDDロック、USBポートの1ポート単位での無効化、電源ボタンや光学式ドライブ・イジェクトボタンの無効化まで設定可能で、ビジネスPCとしては実に心強いかぎりだ。

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(クリックで拡大)

●独自開発のBIOSはセキュリティ関連の設定が充実



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その(6):メンテナンス性が高い⇒修理コストが安くて済む!
 オールインワンですべてをぎゅうぎゅうに詰め込んだ結果、メンテナンス性が悪くなってしまい、メモリ増設作業すら一大事!という液晶一体型デスクトップPCもあるようだが、HP Compaq 6000 Pro All-in-Oneならこの点も心配無用。背面スタンド部にある中央の小さなカバーを外すことで、その左右にあるカバーのロックが外れ、3.5インチHDDベイ、2基のSO-DIMMソケットにいともカンタンにアクセスすることができる。

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●メンテナンス時の内部アクセス性にも配慮
 実は、この高メンテナンス性のメリットは、メモリやHDDといったパーツの増設や交換時だけに留まらない。液晶一体型デスクトップPCでは、ディスプレイ部の故障であっても本体ごと修理対象となりコスト増が懸念されるが、HP Compaq 6000 Pro All-in-Oneでは、優れたメンテナンス性によって液晶パネルを含めパーツレベルでの修理対応が可能となっており、このことが修理費用の抑制に繋がるという。実際、保証をアップグレードする場合の費用は、同社のセパレートタイプ・デスクトップPCと同じで、セパレートタイプではモニターの保証アップグレードに別費用がかかることを考えるとむしろお得とも言える。

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その(7):ビジネスで“使える”付属ソフトが充実!
 付属ソフトウェアの充実ぶりも見逃せない。これまで、「ソフトウェアがたくさん付いているけれど、どれもビジネスには関係ないものばかり…」というケースが圧倒的に多かったように思うが、HP Compaq 6000 Pro All-in-Oneに関しては、液晶一体型デザインの特徴を活かし、ディスプレイフレーム上部に内蔵できるで「Webカメラ&モノラルマイク」を2,000円(税別)という大変リーズナブルな価格設定で提供しており、このオプションを選択時には、以下の2つのソフトウェアが付属するなど、ビジネスPCとしての本気度が感じられる内容となっている。

▼セキュリティ・ツール「Face Recognition for HP ProtectTools」
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●「Face Recognition for HP ProtectTools」の顔データ登録画面
 HPオリジナルのこのツールによって、通常のパスワード入力のほか、Webカメラを利用した顔認識によるログオンが可能となり、不正なデータアクセスの防止対策を強化できる。

▼テレビ会議システム「HP SkyRoom」
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●「HP SkyRoom」の利用画面イメージ
 最大4名で利用できるテレビ会議システム「HP SkyRoom」では、単なるテレビ会議機能だけでなく、自分のデスクトップの画面を相手に見せる「デスクトップ共有機能」を備え、動画や映像なども交えたビジュアル・コミュニケーションを実現。企業においては、ミーティングスペースでのプレゼンテーション用や遠隔オフィスとのコミュニケーション用に、また、教育分野ではリモート授業用になど、21.5インチワイドのディスプレイを活かした多様な使い方が考えられ、出張によるコストや時間の節約にも貢献しそうだ。

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ビジネスPCとしての高い基本性能を驚きの低価格で

 液晶一体型というデザインの制約上、自由なカスタマイズができない製品が多いのに対し、注文から納品まで5営業日という日本でのフルカスタマイズ生産に対応するHP Compaq 6000 Pro All-in-Oneは、高性能と省電力を兼ね備える「インテル(R) Core(TM)2 Duo プロセッサー」のほか「インテル(R) Celeron(R) プロセッサー」の選択も可能だ。

 特に「インテル Core 2 Duo プロセッサー」は、マルチコアによる並列処理の強みを活かし、複数作業時にもユーザにストレスを感じさせることのない高い処理性能が自慢だ。またそれだけでなく、今回ご紹介したHP Compaq 6000 Pro All-in-Oneのように、省電力性&静音性も両立しているという点において、その高い電力効率や低発熱設計も大きな魅力となっている。

 また、「インテル(R) AMT(アクティブ・マネジメント・テクノロジー)3.0」をサポートする「インテル(R) Q43 Express チップセット」の採用により、不正なネットワーク経由のアクセスをブロックしたり、セキュリティチップもサポート、またASF2.0やDASH1.0といった管理標準に対応するなど、パフォーマンスだけでなくビジネスユースとしてのセキュリティ・管理性も確保している。

 これらによって、既存のデスクトップPC/ノートPCとの混在環境においても、共通した管理スキームを導入できる点についても評価しておきたい。

 これだけの高い基本性能を持ちあわせながら、最小構成価格は79,800円(税込)~と驚くほどの低価格を実現している。

 またHPならではのおトクなキャンペーンは他モデル同様、随時実施されるので、購入を検討される方は、こまめにHPオフィシャルサイトをチェックすると良いだろう。

 現在は発売記念キャンペーンとして「Microsoft Office」が付いて89,250円(税込)~のキャンペーンを実施中である。



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【納得】 解説ムービー・コーナー

 ここまでご紹介してきた、HP Compaq 6000 Pro All-in-Oneならではの特長をコンパクトにまとめたムービーをご用意したので、是非、ハイライトのまとめとしてご覧いただきたい。

▼ムービー Part1:CONTENTS (再生時間53秒)

photo  ・充実のI/Oポート
 ・ケーブルカバーで背面をスッキリ
 ・フルHD(1920×1080)対応ディスプレイ
 ・チルト&スイベル調整
 ・テレビ会議システム「HP SkyRoom」


▼ムービー Part2:CONTENTS (再生時間52秒)

photo  ・高メンテナンス(内部アクセス)性
 ・きめ細かなBIOS設定が可能
 ・内蔵Webカメラによる「顔認証」にも対応


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