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東京海上HDは“セキュリティ格差”をどう埋めた?40人で24社を守る「バーチャル要員」
企業のグローバル化が進む中、グループ全体のサイバーセキュリティ水準をいかに保つかが大きな課題となっている。各社でIT環境やビジネスモデル、セキュリティ成熟度が異なれば、グループ内に“防御格差”が生まれ、全体を揺るがす弱点になりかねない。M&Aを通じて世界57カ国、365社へと事業を拡大してきた東京海上グループは、この難題にどう向き合っているのか。東京海上ホールディングスの嶋谷 巧氏が語った。東京海上が直面した、グループ統治の「セキュリティ課題」
世界57カ国・365社のグループ会社を擁する東京海上グループも、まさにこの課題に直面していた。グループ会社ごとにIT環境、ビジネスモデル、言語、タイムゾーンがまったく異なり、セキュリティ成熟度もバラバラ。連邦制ガバナンスという強みが、サイバーセキュリティの面では構造的な難しさを生んでいたのだ。
そこで同グループが導き出した答えが、「Global Fusion Center(GFC)」という仮想の横断的セキュリティ組織の構築だった。これは、各社に分散していたセキュリティ管理の機能、責任、権限、そして人材をGFCに集約し、グループ全体の防御レベルを均質化しようという野心的な試みである。
では、東京海上グループはこのGFCをどのように設計し、各社の自律性を保ちながら、グループ全体のセキュリティを底上げしていったのだろうか。
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・セキュリティ人材不足を“仮想組織”でカバー?40名で支える驚きの「仕組み」
・「どこが危ないか」を浮き彫りにする、3つの標準アウトプット
・即戦力が見つからない…東京海上はどう人材を育てた?
・高コストなセキュリティ統治、「AI」は突破口になるか
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