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ソフトバンク全社員でAIエージェント250万個作成、「量から質」へ…改革の全貌
生成AIの急速な普及に伴い、企業はいかにしてAIを組織へ浸透させるべきか。ソフトバンクは、孫正義氏の「ASI実現まで引退しない」という号令の下、全社員に1人当たり100個のAIエージェントの作成を課す大胆な試みに踏み切った。しかし誕生した250万個のうち、大半が業務で使えない、効果が出ないという巨大な壁に直面する。失敗の泥沼から同社がいかにして「量から質」への転換を果たしたのか。ソフトバンクで法人ASI推進統括部の統括部長を務める西原氏は、その経緯と課題を明かす。AIの全社浸透に向けた取り組みの全貌に迫っていこう。ソフトバンク全社員による250万個のAIエージェント創出
質の高いAIエージェントはいきなり生まれないという孫氏の思想に基づき、同社は全社的なボトムアップ施策に着手した。その象徴となったのが、昨夏の全社朝礼で代表取締役の宮川氏から発せられた指示である。「夏休みの宿題として8月までに1人100個のエージェントを作成する」という前代未聞の号令であった。
単なるトップダウンの指示に終わらせない工夫も徹底された。指示を出すだけでなく、社員が実際に作成に取り組みやすくなるよう、朝礼の場で社長自らがパソコンを開き、エージェントの作成手順を実演してみせたのだ。
「社長自らがパソコンを開いてエージェントを作る姿を見せてくれたことが、現場社員の心理的ハードルを下げるアプローチになりました」(西原氏)
役員から一般社員に至るまで、全社を挙げてAIエージェントの作成に取り組んだ結果、その数は250万個に達した。しかしこの試みの裏で、同社は予想だにしない深刻な壁にぶつかることとなる。
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・失敗から泥臭い選別で磨き上げたAIエージェント6000個超の宝
・アスクル停止の危機と侵入ゼロの自社で発覚した1万個の脆弱性
・AI時代に思考力の価値は暴落?ソフトバンクが求めるEQの正体
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